「セルフカフェ」は現在名古屋に続々とオープンしている無人型カフェ。会員登録不要で営業時間内なら自由に電源や高速Wi-Fiが使えることから利用者をどんどんと増やしています。
そこで今回は、ナゴヤトコトンが「セルフカフェ」に現地取材!実際に利用してみて感じたことを率直にレポートとしてお届けします。
自販機でドリンク買うだけ!会員登録不要で電源も高速Wi-Fiも使い放題!
今回利用したのは「セルフカフェ ナディアパーク店」。ナディアパーク1階の西側、クレアーレ内に6月10日よりオープンしたばかりの新店です。
小上がりになっている階段の上がセルフカフェのスペース。扉で仕切られていないオープンスペースなので他のセルフカフェよりもいっそう入りやすい印象です。
利用は「自販機でドリンクを購入」するだけ!
「セルフカフェ」を利用するためにやらなければならないたった一つのことが「備え付けの自販機でドリンクを購入」すること。会員登録などは一切不要なので気軽に利用できます。なお、利用時には一人につき1杯のドリンクの購入が必要です。
ドリンクは1杯380円から。1杯ずつドリップされる挽きたてコーヒーやカフェオレ、ココア、抹茶ラテ、オレンジジュースなどバリエーションも豊富にそろっています。今回はアイスコーヒーを頂きましたが、なかなかの美味しさでした。
ちなみにドリンクは現金だけではなく交通系ICや電子マネーのタッチ決済、各種Payのバーコード決済にも対応しています。
ドリンク1杯買えば時間無制限!ただしケチれば残念な結果に…
「セルフカフェ」には時間制限はなく、最初にドリンクを1杯買ったら営業時間内は何時間でも利用OK。ただし、長時間離席した場合にはお店を出た扱いになるので再度ドリンクの購入が必要なことに注意してください。
また「無人カフェなら買わなくてもバレないのでは…?」と思った方もいるかもしれませんが、これはもちろんご法度。店内には防犯カメラが設置されており、不正利用をすれば残念な結果が待っています。ドリンクは喫茶店より安いレベルなのでケチらずにちゃんと購入しましょう。
飲食物は持ち込み禁止
セルフカフェは飲食物の持ち込みがNG。ドリンクを買っても水筒の飲み物やお弁当などを含めて持ち込むことができませんのでご注意ください。
Wi-Fiがめっちゃ速い!
座席はカウンタータイプとテーブルタイプの2種類
「セルフカフェ」の座席はカウンタータイプとてタイプの2種類。椅子はどちらも共通で程よい安定感がありました。
カウンター席は対面式で20席。低めの仕切りで対面と区切られているスタイルで、隣とのパーティションはありません。混んでいる時は正面や隣のお客さんがが気になるという方もいるかもしれませんね。
カウンター席は電源完備。100ボルトの3口電源タップが備え付けられており、スマホの充電だけではなくノートパソコンなども十分利用できそうです。
一つ気になったのが机のザラつき。カウンターテーブルは板材が組み合わせて作られており、板の毛羽立ちのチクチクが少しだけ気になりました。ただ、これは新品だからということもありそう。そのうち落ち着くのではとは思います。
テーブル席は2名掛けで13卓26席が設置。喫茶店サイズのテーブルなので一人で使えば楽々広々、二人で使うとおしゃべりのしやすい雰囲気です。テーブル席には電源がないので電源を使って長時間作業したいならカウンター席が良さそうです。
また、店内にはいい感じのピアノ系BGMも流れており、ちょうどいい感じのリラックス感。作業するにも邪魔にならず、一服するにも心地よいです。
高速Wi-Fiがホントに高速でびっくり!!
セルフカフェのもう一つのポイントが専用の高速Wi-Fiを利用できること。店内のPOPに従ってSSIDを選び、パスワードを入力すれば自由に利用できます。
「高速Wi-Fi」と言ってもいったいどれくらいなのかと気になる方も多いはず。そこで今回、Googleのスピードテストを用いてナゴヤトコトンが独自に測定を行いました。その結果がこちらです。
今回のナディアパーク店では測定結果は上り下り共に概ね400Mbps。これなら実用上十分な速度ですね。
もちろん利用者が多いときには速度が低くなることも考えられますが、これだけの速度があれば同時に複数人が利用しても通信が遅いと感じることは滅多になさそうです。
セルフカフェはちょっとした作業や一服にピッタリ!
今回は名古屋を中心に続々とオープンしている「セルフカフェ」の体験レポートをお届けしました。
電源やWi-Fiが使えるカフェやレンタルスペースは街中にもいろいろありますが、自販機でドリンク1杯購入するだけで気軽に利用できるのはセルフカフェのいいところ。無人店舗なので通常のカフェより長居しやすい雰囲気があるのもうれしいポイントです。
一方で、レンタルスペースとは違い隣の席とパーティションなどで区切られていないので、周りを気にせず集中したいという時にはやや不向き。あくまでオープンスペースなのでセキュリティを気にする必要がある重要な仕事なども控えた方がいいでしょう。
カフェとレンタルスペースのちょうど中間的な位置付けとして使える「セルフカフェ」。もちろん冷暖房もしっかり完備なのでこれから暑くなるシーズンにも大助かり間違いなしです。都会のオアシスとして上手に利用したくなるスポットでした。
ちなみにここまでの記事は全てセルフカフェ内にて執筆。画像アップロードを含め、全くのノンストレスでした。
「セルフカフェ」に行くには
今回訪問した「セルフカフェ ナディアパーク店」は名古屋栄・ナディアパーク1F内にて6月10日より営業開始。地下鉄東山線・名城線「栄」駅、地下鉄名城線「矢場町」駅からどちらも徒歩圏内です。
また、セルフカフェは名古屋を中心に続々と新店がオープン。愛知圏内以外にも大阪府・千葉県に出店しています。詳しくはセルフカフェ公式Webサイトにてご確認ください。