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2026年の正月に行きたい名古屋の初詣スポットおすすめ厳選5選プラス1 2026年ならではのパワースポットはどこ?【最新まとめ】

新しい年を迎えたら、ぜひ足を運びたいのが初詣。せっかく2026年の年明けを迎えて初詣に行くなら、2026年ならではの初詣スポットでおでかけしてみるのはかかがでしょうか?

この記事では、ナゴヤトコトンが独自の視点で選んだ「2026年だからこそ行きたい名古屋の初詣スポット」を大特集!2026年ならではの御利益パワーに授かれる、ひと味違った初詣スポットを厳選5選プラス1にてお届けします。

2026年の正月に行きたい名古屋の初詣スポット厳選5選プラス1

豊國神社 ~ 出世の御利益に授かれる”豊臣兄弟”の生誕地(名古屋市中村区)

2026年に行きたい初詣スポットの1つ目は名古屋市中村区にある「豊國神社」。2026年の大河ドラマ”豊臣兄弟”の豊臣秀吉・秀長兄弟の生誕地に明治時代に創建された、豊臣家ゆかりの神社です。

地下鉄『中村公園』駅のすぐ近くには、豊國神社へと続く参道に大鳥居が設置。朱色が美しい大鳥居は高さが24mもあり、昭和4年の創建当時は世界一の高さを誇っていたそうです。創建から100年近くたった令和の現在も、地域のシンボルとして街の発展を見守っています。

豊國神社に祭神として祀られているのは豊臣秀吉。農民から武将、そして太閤・天下人にまで上り詰めた豊臣秀吉の人生になぞらえて”立身出世のパワースポット”として信仰を集めています。”努力が報われる”という意味から学業成就の御利益を求めて合格祈願をする方も多い他、豪華絢爛で派手好みであった秀吉にちなんで金運上昇・商売繁盛の御利益があるとも言われています。

豊國神社の絵馬はひょうたん型。豊臣秀吉が馬印としていた千成瓢箪にちなんだ形になっています。

豊國神社まで初詣に行ったら、中村公園に隣接する太閤山常泉寺も参拝するのがおすすめ。本堂には豊臣秀吉の束帯唐冠像が御神体として祀られている他、豊臣秀吉が生まれた際に産湯で使われたものと伝わる「豊太閤の産湯の井戸」や、豊臣秀吉お手植えと伝わる柊など、豊臣ゆかりのものが一堂に介しています。豊臣秀吉の立像も必見です。

常泉寺や中村公園と隣接する場所にある妙行寺は、豊臣兄弟とともに戦国の世を駆け抜けた加藤清正の生誕地と言われている場所。境内には加藤清正の像もあり、こちらも一緒に参拝するのがおすすめです。

豊國神社のある中村公園には、大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送に合わせた大河ドラマ館「豊臣ミュージアム」が1月24日よりオープン。取材日には開館準備が急ピッチで進められていました。

なお、豊國神社の最寄り駅となる地下鉄東山線『中村公園』駅は、トイレリニューアル工事のため3月中旬まで駅のトイレが使用できません。お出かけの際にはご注意ください。

■豊國神社に行くには
地下鉄東山線『中村公園』駅3番出口より徒歩8分程度
名古屋駅太閤通口からは市バス(中村巡回、名駅25右回り)に乗車すると、『豊国神社』バス停下車にて徒歩すぐです。

古傳馬神社 ~ 名古屋で唯一『馬』がつく神社(名古屋市南区)

2026年の初詣には、干支である「午・馬」にちなんだ神社もおすすめ。しかし、ナゴヤトコトンが調べたところによると、名古屋市内には名称に「午」が含まれる神社はなく、唯一「馬」を名称に含む神社となっていたのが名古屋市南区豊にある「古傳馬神社」です。(ナゴヤトコトン調べ)。

祠のような本殿。隣にはご神木として「幸運握りの楠」が祀られている

古傳馬神社は住宅街にある小さな神社。創建についてははっきりしたことは分かっていませんが、この地域はかつて熱田宮宿の伝馬役人による新田開拓が行われており、「古伝馬新田」などと呼ばれていた(参考資料)ことから、新田との関わりがあると考えられています。境内には、昭和初期に建てられた神社周辺の整地を記念した碑がありました。

祭神は天照大神・日本武尊・建稲種命。出世開運、火防守護、難局打開、所願成就の御利益があると言われています。駐車場はありませんので、参拝の際には公共交通機関の利用がおすすめです。

■古傳馬神社に行くには
名鉄常滑線『豊田本町』駅から徒歩5分程度

川原神社 ~ 神馬が見守る”女神”のパワースポット(名古屋市昭和区)

名古屋市昭和区・飯田街道沿いにある「川原神社」も”馬”にちなんだ初詣おすすめスポット。境内には神様が人間の世界へ来るときに乗る「神馬」の大きな像があり、参拝客を見守っています。

1000年以上の歴史を持ち、江戸時代末期の『尾張名所図会』にも賑わう様子が描かれているつ川原神社。太陽を司る日神(ひのかみ)、土を司る埴山姫神(はにやまひめのかみ)、水を司る罔象女神(みつはめのかみ)の3柱の女神が祀られており、開運・福徳・鎮火の御利益があると言われています。

川原神社は結婚式がたくさん行われる神社としてもよく知られています。結婚式や御祈祷が行われる本殿の天井には、狩野派の絵師が描いた天井絵がズラリ。美しさと気品が漂う天井絵は、圧巻の一言です。(今回はご好意により特別に取材・撮影させていただきました)

また、川原神社のもう一つの象徴となっているのが「川名の弁天様」。境内には弁天池と呼ばれる池があり、池の中に市杵嶋姫命(弁財天)を祀る川名弁天社が設置されています。現在でも川原神社前のバス停の名称が「弁天前」となっているのは、「川名の弁天様」が親しまれてきた何よりもの証です。

弁財天は音楽、芸術・学問、財産を司る神様。芸事上達や金運の御利益を求めたい方は、本殿に合わせて川名弁天社への参拝もお忘れ無く。

また、弁天池には古くから亀が多く棲んでおり、その様子は『尾張名所図会』に描かれているほど。そうした「亀」の神社である川原神社では、絵馬も亀のデザインとなっています。

ちなみに冬の間は亀は冬眠中。春になって暖かくなると姿を現し、エサやりを楽しむことができるそうです。

川原神社での御祈祷や結婚式については公式Webサイトをご覧の上、神社へお問い合わせください。

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■川原神社に行くには
地下鉄鶴舞線『川名』駅1番出口より徒歩6分程度
市バス栄18系統(栄~妙見町)『弁天前』下車すぐ

龍泉寺 ~ 馬頭観音を祀る名古屋の名刹(名古屋市守山区)

名古屋市守山区にあり、名古屋城を鎮護する尾張四観音の一つとして信仰を集める「龍泉寺」も、2026年の干支である「午(馬)」と縁があるお寺。龍泉寺のWebサイトによると、「その昔、伝教大師が熱田神宮に参篭中、龍神の御告げを受け、龍の住む多々羅池のほとりでお経を唱えると、龍が天に昇ると同時に馬頭観音が出現した」という内容が古文書に残されおり、現在も馬頭観音が本尊として祀られています。

一般にお寺への参拝は「合掌してから一礼」と言われていますが、龍泉寺の参拝の際には「拝礼し、柏手を打ってお参りする」のが習わしとのこと。天台宗の古刹である龍泉寺ならではの作法に従ってお参りをすれば、厄除け・開運の御利益に授かることができるでしょう。

龍泉寺については2年前の記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧下さい。

■龍泉寺に行くには
ゆとりーとライン『小幡緑地』駅より徒歩8分程度

笠寺観音(笠覆寺) ~ 2026年の恵方詣りならココ(名古屋市南区)

2026年に行きたい名古屋の初詣おすすめスポットの5つ目にご紹介するのは「笠寺観音」。龍泉寺・荒子観音・甚目寺観音と並んで名古屋城の四方を鎮護する「尾張四観音」の一つです。

笠寺観音の本尊は十一面観世音菩薩。ずぶ濡れの観音様を気の毒に思った女性が自分の笠を脱いで観音様にかぶせたところ、後に、青年貴族・藤原兼平公と結ばれたという故事から「笠寺」の名で親しまれるようになりました。笠寺観音の境内には、藤原兼平公と結ばれた女性・玉照姫も祀られており、縁結びや交際円満の御利益を求めて多くの参拝客が訪れています。

日本における初詣の習慣は、元日に自宅から見てその年の恵方にあたる寺社へ参拝する「恵方詣り」がルーツ。2026年に恵方を迎える笠寺観音は、古式ゆかしい「恵方詣り」にぴったりです。

■笠寺観音(笠覆寺)に行くには
名鉄名古屋本線『本笠寺』駅東側出口より徒歩5分程度
神宮東門(名鉄神宮前)・新瑞橋・JR笠寺駅方面からは市バス(神宮16系統など)に乗車すると、『笠寺西門』バス停下車徒歩すぐです。

名古屋城 ~ ”中心恵方”へ初詣!元旦から「冬まつり」も開催(名古屋市中区)

2026年に行きたい名古屋の初詣おすすめスポット、プラス1枠で紹介するのは「名古屋城」。お城に初詣?と思う方も居るかもしれませんが、実は初詣にもピッタリなスポットなんです。

名古屋城の天守閣を飾る金鯱は、火災除けの願いが込められた「防火の守り神」。初詣に金鯱を詣でることは、家内安全・災難防除の御利益があると考えることができます。

2021年には金鯱が地上へ降臨!

そして名古屋城は、尾張四観音の中心に位置する「中心恵方」のパワースポットであること。常に恵方の中心として様々な御利益パワーに授かれるとも考えられます。

さらに2026年=令和8年は、名古屋市の市章である「丸八」とも関連した「名古屋の年」!名古屋の年に名古屋の中心恵方へと初詣すれば、きっと開運パワーもてんこ盛りで浴びることができるでしょう。

2026年(令和8年)は名古屋まるはちの年!

名古屋城は元旦である2026年1月1日より開城。冬の恒例行事となっている「名古屋城 冬まつり」もスタートし、城内では名古屋めしをはじめとしたグルメを楽しめる屋台が並ぶほか、正月気分を満喫できる様々な催し物も開催されます。

■名古屋城に行くには
地下鉄名城線『名古屋城』駅から徒歩すぐ
名古屋観光ルートバス『メーグル』の利用も便利です

2026年ならではの初詣スポットで御利益を祈願!

この記事では、ナゴヤトコトンが独自に選んだ「2026年ならではの初詣スポット」を厳選5選プラス1にてご紹介しました。新年をめでたく迎える正月は、良い一年になるよう祈願する絶好の機会。この記事を参考にしながら、2026年の御利益パワーを授かりにぜひ足を運んでみて下さい。

この記事はナゴヤトコトンが独自に取材した内容に基づいて作成しました。

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この記事を書いた人
ナゴヤトコトン編集長

ナゴヤトコトンの発起人兼編集長。名古屋を毎日面白がっているうちに「こうなったらトコトン面白がってやろう!」とノリと勢いだけでWebマガジン「ナゴヤトコトン」を立ち上げた模様。
名古屋と名古屋めしが何よりの栄養源。好きな金鯱は名古屋城の金鯱。

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