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名古屋駅の名物喫茶店「喫茶ボン・ヴォヤージュ」が20年ぶりに復活!! 「シャチボンアラモード」&注目メニュー4選を最速実食レポート!【まとめ/独自取材/名古屋駅】

以前の記事でもご紹介のとおり、かつて名古屋駅で多くのお客様に愛された名物喫茶『喫茶 ボン・ヴォヤージュ』が、約20年の時を経てJR名古屋駅中央コンコースに復活!!懐かしさに新しさをプラスした”ニューノスタルジー名古屋喫茶”として、11月4日(火)朝7時よりオープンします。

ナゴヤトコトンでは、オープンに先だって開催された「喫茶 ボン・ヴォヤージュ」のメディア内覧会に参加。この記事では、実際に現地に行って堪能したからこそ分かった「喫茶 ボン・ヴォヤージュの魅力と楽しさを最速レポートにてお届けします!

「喫茶ボン・ヴォヤージュ」は”ぴよりんshop”があった旧カフェジャンジアーヌを改装してオープン

「喫茶 ボン・ヴォヤージュ」ができるのは、JR名古屋駅の中央コンコースの新幹線南改札口に近い場所。数々の名古屋土産が販売されている中央コンコースの大型売店「PLASTA Gift」のすぐ隣、ぴよりんshopも併設されていた「カフェ ジャンジアーヌ」があった場所にオープンします。

「カフェジャンジアーヌ」時代の内装を生かした、自然なレトロ感にあふれる店内

店内はカフェジャンジアーヌ時代の内装を生かしながら入口右側にカウンター&テーブル席を増設。「喫茶ボン・ヴォヤージュ」のコンセプトである”ニューノスタルジー喫茶”らしさあふれた、ほどよいレトロ感に包まれています。

これに一役買っているのが各席のテーブル。このテーブルはカフェジャンジアーヌ時代から使われているものをそのまま活用しているとのことで、長年使い込まれた味わいが自然なレトロ感を演出しています。

朝はモーニング、昼はランチプレートがお得! 夜喫茶メニューにも注目!!

「喫茶ボン・ヴォヤージュ」は朝7時から夜21時30分までのロングランで営業。朝7時から11時まではモーニングメニュー、11時~14時まではランチプレートが登場し、名古屋らしさあふれる喫茶メニューを満喫できます。

さらに夕方17時から夜喫茶メニューも登場。夜パフェやコーヒーカクテルなど、名古屋駅での夜を素敵に過ごせるメニューが楽しめます。

1年ぶり2度目の復活!名古屋のかわいい(?)系スイーツ「シャチボン」が装いも新たに再登場!!「シャチボンアラモード」も新登場!

シャチボン(700円)

「喫茶ボン・ヴォヤージュ」のオープンとともに復活するのが、かつて名古屋駅の大人気スイーツだった「シャチボン」。2000年に初登場した金鯱型のシュークリーム「シャチボン」は、独特な見た目が話題を呼び、たちまち大人気となりました。

名古屋駅の名物スイーツとして愛されたシャチボンですが、2011年には一時休養することに。シャチボンにかわって登場した後輩「ぴよりん」に名古屋駅のかわいい系スイーツの座を譲ることとなります。

しかし、根強いファンの声に応える形で、2022年6月にJR名古屋駅構内にあるベーカリー「カフェデンマルク」にてシャチボンが待望の復活!その後、2024年7月に「自分を見つめ直すために大きな旅立ちを決意しました」という宣言とともに再休養に入りましたが、今回の「喫茶ボン・ヴォヤージュ」オープンに合わせ、看板スイーツとして満を持しての復活となりました。

店内入口側にあるショーケースにズラリと並ぶ「シャチボン」。一鯱ずつ個性的な顔をしていますが、どのシャチボンも誇らしげです。

再登場した「シャチボン」は、レシピを全面見直し!

角度によって表情を変えるのもシャチボンならではの魅力

「喫茶ボン・ヴォヤージュ」の担当者によると、今回の「シャチボン」復活にあたってはレシピを全面的に見直したとのこと。生クリーム&カスタードクリームのWシュークリームスタイルは踏襲しつつ、シュー皮をよりしっかりと焼き上げる形に変更。生クリームもより濃厚な味わいになったそうです。両サイドにあるひれの部分も大型化されました。

一層濃厚になった生クリームとカスタードクリームがWでぎっしり詰まっています

そしてシャチボンの「しっぽ」も大きく変更。2022年に復活した際にはしっぽ部分にもクリームが入っていましたが、今回復活したシャチボンはクリーム無しでシュー皮を焼き上げたものに変更。スマートでスタイリッシュなフォルムになるとともに、しっぽをスプーン代わりにして生クリームやカスタードクリームをディップして楽しめるようになりました。

「シャチボンアラモード」が新登場!!シャチボンが豪華なパフェプレートに!!

シャチボンアラモード (1650円)

今回の「シャチボン」復活に合わせて新登場する大注目のメニューが「シャチボンアラモード」。フルーツやアイスクリームなどがてんこ盛りのプレートに、丸ごと1匹のシャチボンがドーンとのった、かわいさ満点の豪華なパフェプレートです。色とりどりのフルーツに囲まれて幸せそうなシャチボンを見ているだけで、こちらまで幸せな気分になれますね。

シャチボンの下にチョコブラウニーの座布団が敷かれているのも注目ポイント。ほろ苦い味わいが後口をさっぱりとさせてくれます。

「シャチボン」は朝11時から、「シャチボンアラモード」は14時から”イートイン”で提供

「喫茶ボン・ヴォヤージュ」とともに復活する名古屋の可愛い系スイーツの先輩「シャチボン」。「喫茶ボン・ヴォヤージュ」は朝7時から営業がはじまりますが、「シャチボン」が注文できるのは朝11時からとなります。「シャチボンアラモード」はお昼14時からの販売とのことです。

また、「シャチボン」「シャチボンアラモード」ともにイートイン限定での提供。「喫茶ボン・ヴォヤージュ」のおいしいコーヒーやドリンクとともに楽しめば、シャチボンもにっこりしてくれることでしょう。

全面リニューアルされたシャチボンは映え度も抜群です!

ナゴヤトコトンが厳選!「喫茶ボン・ヴォヤージュ」でぜひ食べたい注目メニュー5選

「喫茶ボン・ヴォヤージュ」には「シャチボン」以外にも素敵なカフェメニューがてんこ盛り!ここからはナゴヤトコトンが厳選した「喫茶ボン・ボヤージュ」でぜひ食べたい「シャチボン」以外の注目メニューを4つご紹介します。

ガッツリ行きたい朝は「モーニングプレート」がおすすめ!

7時~11時まで提供されるモーニングメニューには、ドリンク代のみで注文可能な「モーニングセット(ゆで卵・ハーフトースト付き)」の他、ドリンク代+500円で注文可能な「モーニングプレート」の2種類が登場。「モーニングプレート」はトーストとゆで卵に加えてミニサラダ・クロワッサンサンド・ヨーグルトついてくるボリューム満点の一皿になっています。

「モーニングプレート」のトーストにはバターに加えてあんこも付いてくるのが注目ポイント。バターとあんこをトーストにのせれば、名古屋人が100年以上愛し続ける小倉トーストも楽しめます。

ちなみにモーニングプレートのあんこは、かつてカフェジャンジアーヌで提供されていた”ぴよりんモーニング”で使われていたものと同じものとのこと。ちょうどいい甘さと粒感で、バターやトーストとの相性も抜群です。

小倉ホットサンド

小倉ホットサンド(単品900円、ポテトフライ・サラダ・ドリンク付きのランチプレート1300円) 

フードメニューにも名古屋らしさ満点のグルメが盛りだくさん!「小倉ホットサンド」はその名の通り、ホットサンドスタイルのアレンジ小倉トーストです。

喫茶ボン・ヴォヤージュの「小倉ホットサンド」は、あんことともに白玉と栗の甘露煮がぎっしと詰まっているのが特徴。ちょうどいい甘さのあんこに、もちっとした食感の白玉、ホロッと甘い栗の甘露煮、そしてサクッと香ばしく焼き上がったトーストの4重奏が織りなすハーモニーがたまりません。

11時~14時に提供されるランチプレートでは、ポテトフライとサラダ、コーヒーなどの680円以内のドリンクがセットに。ランチプレートは単品+400円で注文可能なので、単品+コーヒーよりも思いっきりお得です。

味噌カツサンドサンド

小倉ホットサンド(単品1300円、ポテトフライ・サラダ・ドリンク付きのランチプレート1700円) 

「味噌カツサンド」も、これぞTHE名古屋な喫茶定番メニュー。分厚いカツに甘辛い味噌だれをたっぷりと絡め、キャベツとともにトーストに挟んだ、ボリューム満点のトーストサンドです。

味噌だれをたっぷりとまとったカツは、噛みしめるたびにお肉の旨味が口の中ではじけるおいしさ。シャキシャキのキャベツもまた良い仕事をしています。こんがりと焼き上がったトーストも食べ応え満点で、お昼からお腹いっぱいになること間違いなし。もちろん11時~14時までのランチタイムならランチプレートがお得です!

海老フライドッグ

海老フライドッグ(単品900円、ポテトフライ・サラダ・ドリンク付きのランチプレート1300円) 

「海老フライドッグ」は大きな海老フライが豪快にドーンと載ったホットドッグ。昔も今もえびが大好きな名古屋人にとってたまらない注目のメニューです。

海老フライドッグを一口かじってみたら、パンのふわっふわ食感にビックリ!このふわふわ食感のパンとミチッとしっかり筋肉質な海老との食感の対比がとっても素敵です。海老フライにかかったソースとタルタルソースのWソースも最高のおいしさ。シャキシャキの野菜がおいしさをいっそう引き立てていました。

海老フライドッグも11時~14時までのランチタイムならランチプレートを注文可能。おやつ時の小腹が空いたときの軽食にもピッタリです。

クリームソーダ

クリームソーダ(メロン・ブルーキュラソー・いちご・レモン) 各850円

ドリンクメニューでの注目メニューはレトロ喫茶らしさ満点の「クリームソーダ」。喫茶ボン・ヴォヤージュでは緑のレモン、青のブルーキュラソー、赤のいちご、黄色のレモンの4色が提供されます。

シュワシュワ弾ける炭酸と濃い目のシロップ、そしてバニラアイスのクリーミーな味わいがたまらないクリームソーダ。色を選んで注文できるので推し活したい方にもピッタリです。アイスクリームなしのソーダ水(650円)も提供され、ソーダ水はランチプレートにセットすることも可能です。

JR名古屋駅の新たな憩いスポット「喫茶ボン・ヴォヤージュ」

2004年秋以来、約20年の時を経て”ニューノスタルジー喫茶”として復活する「喫茶ボン・ボヤージュ」。朝7時から夜21時30分までロングラン営業が行われるため、名古屋駅からのお出かけ前にも、仕事や観光の合間にも、帰ってきてから一服するのにも便利に利用できるのもうれしいポイントです。もちろん「シャチボン」をお目当てに行くのもおすすめです!

名古屋駅に誕生する名古屋らしさ満点の新たな憩いのスポット。これから名古屋駅がますます楽しくなりそうです。

「喫茶ボン・ヴォヤージュ」に行くには

「喫茶ボン・ヴォヤージュ」は、JR名古屋駅名古屋中央通り(中央コンコース)内、PLASTA Gift名古屋中央の隣に11月4日朝7時オープン予定です。

※今回の取材にあたっては、「喫茶ボン・ヴォヤージュ」を運営するジェイアール東海フードサービス株式会社様のご協力を頂きました。取材ご協力ありがとうございました。

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この記事を書いた人
ナゴヤトコトン編集長

ナゴヤトコトンの発起人兼編集長。名古屋を毎日面白がっているうちに「こうなったらトコトン面白がってやろう!」とノリと勢いだけでWebマガジン「ナゴヤトコトン」を立ち上げた模様。
名古屋と名古屋めしが何よりの栄養源。好きな金鯱は名古屋城の金鯱。

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