圧倒的な展示にワクワクが止まりません
「名古屋刀剣博物館/名古屋刀剣ワールド」がいよいよ5月1日にオープン。3フロアという広いスペースに刀剣や甲冑、浮世絵、火縄銃・古式西洋銃などが数百点以展示されており、見る者を圧倒しています。
ナゴヤトコトンもオープンしたばかりの「名古屋刀剣博物館/名古屋刀剣ワールド」を早速訪問。圧巻の展示の見どころをレポートにてお届けします。
国宝や重要文化財も多数展示 圧倒されるほどの展示量に驚くこと間違いナシ
「名古屋刀剣博物館」は一部の展示物を除き写真撮影OKとのこと(フラッシュ撮影、三脚の使用、動画撮影はNG)。他の来館者の邪魔にならないように配慮しながら刀剣や展示を写真に収めることができます。
一歩中に足を踏み入れるとそこは魅惑の刀剣ワールド。古代から現代までに連なる様々な刀剣が所狭しと展示されています。そのボリューム感は思わず圧倒されてしまうほどです。
展示されている刀剣は歴史資料や美術品としても重要なものばかり。織田有楽斎が豊臣秀頼から拝領した国宝「短刀 銘 来国光」や、尾張徳川家に伝来した重要文化財「刀 無銘 貞宗」なども間近で見ることができます。
刀剣だけでは無く、甲冑や弓矢、火縄銃なども多数展示。これだけの展示を一堂に見られる場所はめったにありません。
豊臣秀吉の朱印状に水戸光圀の書、源氏物語絵巻なども展示
「名古屋刀剣博物館」には刀剣や武具だけでなく、掛け軸や屏風、巻物浮世絵、をはじめとした貴重な美術品も多数展示されています。中には豊臣秀吉の朱印状や「水戸黄門」で有名な水戸光圀の書なども展示。こちらも歴史的・美術的に貴重なものばかりです。
名古屋らしさ満点の展示に日本刀や火縄銃の「重さ」を体験できるコーナーも
「名古屋刀剣博物館」にはご当地名古屋ならではの展示も多数。60分の1スケールの名古屋城の模型は細部まで見事に再現。金鯱も天守で輝いています。
「三英傑黄金像」と「純金太刀」も見どころの一つ。 「純金純銀亀甲紋様飾り太刀拵」は内閣総理大臣賞を受賞した金工作家「光則」の作品とのこと。太刀にもそれぞれ金が使われています。
また、子どもたちを中心に大賑わいとなっていたのが日本刀と火縄銃の体験コーナー。どちらも手に取って持ち上げることができるようになっており、戦国時代の歴史の重みを感じることができます。
ナゴヤト的注目お土産は「ぽち袋」!
ミュージアムショップコーナーでは刀剣や武将にちなんだお土産グッズを販売。刀剣博物館ということもあり、庖丁なども販売されていました。
最高額のアイテムは模造刀の太刀。お値段なんと41万円です。
ナゴヤト的おすすめお土産は武将デザインのぽち袋。お年玉やお子さんへのお小遣いなどを渡す際に使えば楽しんでもらえること間違いナシです。1つ280円というお手頃価格なのもうれしいですね。
ちなみにコインロッカーも武将仕様でした。
名古屋刀剣博物館 開館情報
【開館時間】 10~17時(最終入館16時30分)
【休館日】 月曜日(月曜日が祝日の場合には翌火曜日)
【入場料】 一般1200円、年間パスポート5000円
開館情報の詳細や各種割引は公式Webサイトにてご確認ください。
「名古屋刀剣博物館」に行くには
「名古屋刀剣博物館」へ向かうには市バスC-758系統「若宮」バス停の利用が便利。地下鉄では名城線矢場町駅、鶴舞線大須観音駅からいずれも徒歩10~15分です。