

ナゴヤトコトン編集長が一足先に頂いちゃいましたー!
以前の記事でもお伝えしたとおり、スガキヤの新ブランドとなるとろ豚醤油ラーメン店『金ことぶき。』八田店がいよいよ2月27日11時30分より営業スタート。チャーシュー、スープ、麺、全てにこだわり抜いた本格ラーメンとして、八田駅西側のロードサイド店としてオープンします。
ナゴヤトコトンでは、スガキヤさんからご招待をいただき、オープン前日に開催された『金ことぶき。』の内覧会へ参加。一足先にスガキヤが作り上げた全く新しいとろ豚醤油ラーメンを実食してきました。
そこで今回は、スガキヤの新たなチャレンジとなるとろ豚醤油ラーメン店『金ことぶき。』の全貌をナゴヤト編集長が特報レポートとしてお届け。そこには、驚きの絶品ラーメンが待っていました!
外も中も名古屋らしさ満点のキンキラキン仕様!

これまでのスガキヤといえば”フードコート”のイメージがありますが、今回新たに誕生する「金ことぶき。」はロードサイド店。八田駅方面からお店に近づくと、突如としてキンキラキンの目立つ建物が現れます。
……いや、思った以上にキンキラキンですね(笑)
とはいえ決して嫌味のある金ではなく、ほどよく落ち着いた雰囲気も感じられる絶妙なバランスです。
そして中に入ると……。

やっぱりキンキラキン!(笑)
スガキヤカラーでおなじみの赤色と、『金ことぶき。』のテーマカラーである金色が相まって、明るくめでたい雰囲気となっています。
『金ことぶき。』は全てカウンター席となっており、席数は36席とのこと。カウンター主体のラーメン店としてはかなりの大型店舗の部類です。
そして、ナゴヤト編集長が注目したのがこちらのキッチンスペース。

『金ことぶき。』のキッチンはカウンターで囲まれた中にあるのですが、キッチンと客席の間には通路が作られており、スタッフがスムーズに商品を提供できるような作りになっています。カウンターのラーメン店ではかなり珍しい作りとなっていますが、これは非常に合理的ですね!従来とは異なる店作りながら、しっかりオペレーションを考えた設計となっているところにスガキヤらしさを感じます。
『金ことぶき。』のとろ豚醤油ラーメンは驚きの美味しさ!!

「金ことぶき。」で提供されるラーメンは「とろ豚醤油 金らー麺」と「とろ豚醤油 黒らー麺」の2種類。今回は「とろ豚醤油 金らー麺」を特製(ごろ豚入り)でいただきました。
一口目はスープから。金らー麺のスープはラーメンスープとしてはかなり薄めの“黄金色”のスープとなっています。それでは、いざ実食!!

……いやコレ、めっちゃうまっ!! えっ!? スゴっ!!!
ホントの正味の話、最初に出た言葉がこれでした。
透き通った黄金色のスープは、見た目と同様に透明感のある味わい。それでいながら魚介や肉から抽出された旨味をしっかりと感じ、表面に浮いた適度な脂分で飲み応えもバッチリです。
この“いいところだけを抽出”したようなクリアな旨味の美味しさを引き出しているのが、カエシに使われている白醤油。白醤油特有の華やかな香りと味わいが、「あっさりしていて軽やかなのに、しっかりと旨味を感じる」という金らー麺ならではの美味しさを引き出しています。
パッと見ると塩ラーメンかな?と思うような淡い色合いですが、飲み進めるほどに旨味がしっかり感じられる極上のスープ。一般的な「醤油ラーメン」という言葉からイメージされるものとは全く別次元の、とんでもなくハイクオリティなスープにただただ脱帽でした。
「金らー麺」のスープは、もちろん名古屋人のDNAに刻み込まれている「いつものスガキヤのスープ」とは全く別物。それでも、味わうにつれて「美味しさの共通項」もしっかり感じられました。このあたりは「名古屋好み」を貫いてきたスガキヤならではの味といったところでしょう。
スープを堪能したら、次は麺です。こちらもいつものスガキヤラーメンとは違う『金ことぶき。』用の麺が使われています。

自社工場で作られた麺は、表面がどこまでもなめらか。平打ちになっている事もあり、唇を伝うツルツルとした感触がたまりません。透明感のあるスープとツルンとこのなめらかな麺の相性はもちろん最高ですね。硬すぎないほどよいコシもこのスープにはピッタリとマッチしています。
具材のメインを張る「とろ豚」は……なんと写真を撮り忘れていました(汗
薄切りにされた切り立てのトロ豚は、言葉の通りとろけるような柔らかさ。この柔らかさがあるからこそ「金らー麺」のスープや麺との一体感が生まれ、「ラーメン」としての完成度を高めています。
一方、“特製”のトッピングで選んだ「ごろ豚」は、小さくダイス状にカットされたチャーシューがうれしさ満点。レンゲですくってスープと一緒に頂けば、チャーシューの美味しさが口の中で大爆発しました!
で、気づいてしまったんです。これは絶対こうするべきだと。

「金らー麺」の黄金スープにとろけるようなとろ豚&ごろ豚。ご飯に合わないわけが無いんです!『金ことぶき。』に行かれる皆さん、ご飯のご注文はぜひお忘れ無く(笑)
また、卓上には味変用の調味料として「揚げネギ」「にぼし酢」「辛味噌」「刻み生姜」の4つが用意。個人的には「揚げネギ」が「金らー麺」の黄金スープにドハマリでお気に入りになりました。


そして今回の内覧会ではサイドメニューの「手包み焼売」も実食させて頂きました。
一口では頬張れないほど大ぶりの焼売は肉感たっぷりで至福の美味しさ!「金らー麺」と一緒に頂けば、幸せがすぐそこに待っています。

結論:全名古屋人に食べてほしい「超ハイスペックラーメン」
一足先に『金ことぶき。』の「金らー麺」を実食させて頂いて一番驚いたのが、“軽やかで透き通った中にも、しっかりと旨味がある”という味わい。昨今は透明感のあるハイスペック醤油ラーメンが人気を集めていますが、決して醤油が主張しすぎることがなく、「魚や肉の旨味のいちばんいいところ」をクリアに楽しめるのがとんでもなくスゴイと感じました。
豆味噌やたまり醤油などを使った“濃い味”のイメージが強い名古屋ですが、実はきしめんの「白つゆ」に代表されるような軽やかな味わいも名古屋人の好む味です。その意味で『金ことぶき。』の「金らー麺」もまた、間違いなく名古屋好みの美味しさとなっていると感じました。間違いなく名古屋人に刺さる「超ハイスペックラーメン」です。
こうなると、ぜひ次はもう一つの看板である「黒らー麺」もいただきたいですね。今度はプライベートで、なるべく早い時期に再訪できればと思っています。
「金ことぶき。」八田店に行くには
「金ことぶき。」八田店は、地下鉄東山線・JR関西線『八田』駅、近鉄名古屋線『近鉄八田』駅から西へと向かい、徒歩10分程度の場所に2月27日よりオープン。駐車場15台に加え、駐輪場も設置されます。ランチタイム等の混雑時に座って待てる待ち合い席も用意されるとのことです。
