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【朗報】お花見宴会が一部解禁! 鶴舞公園桜まつりで「座ってお花見が楽しめる」公式&穴場スポット4選【2024年最新】

2024年の鶴舞公園・桜祭りでは「お花見宴会」が解禁!

鶴舞公園で再び「お花見宴会」が解禁となります。

名古屋にはたくさんのお花見スポットがありますが、その中でも代表格となっているのが「鶴舞公園」。「さくらの名所100選」にも選ばれている桜林の下でたくさんの花見客が思い思いに宴会を楽しむ風景が名古屋の風物詩となっていました。

しかし、コロナ禍にあったここ数年は桜林での立ち入りが大幅に制限。ライトアップは行われていたものの、かつてのような桜の下での宴会はできなくなっていました。さらに、今年で開場から150周年を迎える鶴舞公園の桜林ではソメイヨシノの老齢化が進んでおり、桜の保全の観点からコロナ禍がおさまった2023年も立ち入り制限が引き続き行われていました。

そんな中、鶴舞公園では2024年の3月15日(金)~4月7日(日)にわたり開催される桜まつりにて、桜林の一部に「解放エリア」を設置すると発表。桜まつりの期間中は解放エリアでかつてのように桜の下での宴会や会食を楽しめるようになります。

鶴舞公園では2024年の桜まつり期間中「解放エリア」での宴会や会食がOKに!

そこで今回は鶴舞公園で「座ってお花見が楽しめる=お花見宴会&ピクニックを楽しめる」2024年公式&穴場のオススメスポットを4つご紹介。みんながお花見を楽しめるようにルールとマナーをしっかり守りながら、昔ながらのお花見を大いに楽しみましょう!

鶴舞公園の公式お花見宴会スポット「解放エリア」(2024年版)

鶴舞公園での桜まつりの期間中にお花見宴会を楽しめる公式の「解放エリア」は、桜林の状況を確認しながら順次ローテーションして設置されるとのこと。今年は「正面広場左手の桜林の一部」と「公園東側・バス停付近の桜林」の2箇所が解放エリアとなります。

公式「解放エリア」① 正面広場左手の桜林(一部)

2024年の鶴舞公園桜まつりでお花見宴会が楽しめる公式「解放エリア」として設定されるのが、正面入り口広場左手すぐにある桜林。JR鶴舞駅公園口や地下鉄鶴舞線鶴舞駅4番出口からもすぐ目の前にあるエリアの南側が「解放エリア」として設定されます。

JRや地下鉄入口にも近い「正面広場側の桜林解放エリア(南ブロック)」2024年2月15日撮影

このエリアの周辺には例年キッチンカーや屋台が多数出店。鶴舞公園リニューアルに伴い2023年春にオープンしたTSUMA GARDEN のショップや高架下の飲食店等にも近く、まさに「THE・お花見宴会」を楽しめるエリアとなっています。地下鉄鶴舞駅4番出入口近くにはリニューアルによりきれいになったトイレもあるので安心です。

2023年の桜の様子 昨年は立ち入り不可となっていました。 近くにはキッチンカーもたくさん出店します

公式「解放エリア」② 公園東側・バス停付近の桜林(一部)

桜林「解放エリア」としてもう一箇所設置されるのが公園の東側、「竜ヶ池」バス停2番乗り場付近にある桜林。鶴舞公園のメインである正面広場や公会堂付近の桜林に比べると少し奥まった場所にありますが、その分のんびりとお花見を楽しみやすいスポットとなっています。

名古屋工業大学前出入口にも近い「公園東側の桜林解放エリア」2024年2月15日撮影

公園東側の解放エリアの近くには出店が少なく、コンビニなどもやや距離があります。そのため、お弁当や飲み物などをしっかりと用意して、ピクニック的に楽しむのが良いでしょう。なお、このエリアのすぐ近くにもお手洗い施設があります。

鶴舞公園で座ってお花見が楽しめる穴場スポット3選

実は鶴舞公園には「解放エリア」以外にも座ってお花見が楽しめる穴場スポットがあります。筆者おすすめの穴場スポットを2つご紹介します。

鶴舞公園お花見穴場スポット① 竜ヶ池南側エリア

座ってお花見が楽しめる鶴舞公園の穴場スポット、一つ目は「竜ヶ池南側エリア」です。竜ヶ池周辺には大きな桜の古木が何本もあり、中でも南側エリアの桜は池に向かって低く伸びているため桜の回廊のような風情を楽しめます。

穴場スポット①「竜ヶ池南側エリア」 テーブル付きベンチがある貴重なエリアです。

「竜ヶ池南側エリア」の魅力は鶴舞公園の中でも貴重な「テーブル付きベンチ」が設置されていること。運が良ければテーブル付きベンチにおつまみや飲み物を広げながらお花見を楽しむことができます。例年であれば近くに屋台も出店。正面広場を基準とすると奥まった場所にありますが、鶴舞公園きっての穴場お花見スポットです。最寄りのお手洗いは浮見堂近くにあります。

2023年の桜の様子
2023年の桜の様子  織りなす桜を間近で楽しめます

鶴舞公園お花見穴場スポット② テラスポ鶴舞北東側スタンド

鶴舞公園で座ってお花見が楽しめるもう一つの穴場スポットが「テラスポ鶴舞北東側スタンド」。現在はサッカーを中心とした人工芝多目的グラウンドとなっているテラスポ鶴舞ですが、前身の施設である陸上競技場時代には周囲を取り巻くように桜が植えられており、鶴舞公園の隠れたお花見スポットとして親しまれていました。テラスポ鶴舞としてリニューアルした現在も北東側エリアに当時の桜が一部残されています。

2023年の桜の様子 鶴舞公園内でもひときわ大きな桜の木が林立しています

「テラスポ鶴舞」の施設運営スタッフの方に確認したところ、現在このエリアで新スタンドの設置工事が進められているとのこと。工事は2月いっぱいで完了するスケジュールとなっており、桜の季節にはフリースペースとして一般開放される見通しとのことです。スタンドには真新しいベンチスペースもあるため、桜とともにサッカーの練習風景を間近で楽しみながらお花見を楽しめます。近くに公衆トイレもあるので安心です。

現在は工事中につき立ち入り不可。2月いっぱいで工事が完了し、一般開放されるとのこと。テラスポ鶴舞の管理エリア内ですが、スタンド部分はフリースペースとなっているため誰でも入ってOKとのことでした。

ルールやマナーもしっかりチェック! みんなで楽しく鶴舞公園でのお花見を楽しもう!

名古屋屈指のお花見スポットとして愛されて続けてきた鶴舞公園。一部エリアとはなるものの、以前のような「お花見宴会」を再び楽しめるようになったのは大変うれしいことだと思います。

再びお花見宴会を楽しめるようになったからこそ、みんながお花見を楽しめるようにルールやマナーをしっかり守る事が大切。鶴舞公園ではお花見マナー4箇条を設定し、楽しくお花見ができるよう呼びかけています。

特に団体でのお花見については一般的なブルーシート1枚分(3.6m×5.4m)を目安に設定。桜林での解放エリアは以前より大幅に狭いため、譲り合ってご利用ください。もちろん囲いのある立ち入り禁止エリアでの宴会はNGです。

ゴミについても、キッチンカーや露店など鶴舞公園内で購入した飲食物のゴミについては各店舗のゴミ箱へ、それ以外のゴミについては各自で持ち帰りとなります。また、鶴舞公園は火気厳禁ですので、BBQや煮炊きは一切できません。

数年ぶりに鶴舞公園で可能となった「お花見宴会」。これからも長く続けられるようお互いに譲り合いの気持ちを忘れずないようにしながら、大いに楽しみましょう。

鶴舞公園に行くには

地下鉄鶴舞線・JR中央線鶴舞駅すぐ。地下鉄鶴舞駅からは4番出口、JR中央線鶴舞駅からは公園口が便利です。

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この記事を書いた人
ナゴヤトコトン編集長

ナゴヤトコトンの発起人兼編集長。名古屋を毎日面白がっているうちに「こうなったらトコトン面白がってやろう!」とノリと勢いだけでWebマガジン「ナゴヤトコトン」を立ち上げた模様。
名古屋と名古屋めしが何よりの栄養源。好きな金鯱は名古屋城の金鯱。

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