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名古屋・栄に「鮨 酒 肴 杉玉」が東海エリア初出店 スシローグループが手がける大衆寿司居酒屋の注目メニューが想像以上にスゴかった!【レポート/栄】

全国に100店舗以上を展開する人気の大衆寿司居酒屋「鮨 酒 肴 杉玉」が2025年12月1日(月)より名古屋・栄のプリンセスガーデンホテル1Fにてオープン。スシローグループが手がける“飲めるお寿司屋さん”が東海エリアに待望の初出店です。

東海エリア初の「鮨 酒 肴 杉玉」は名古屋・栄のプリンセス通沿いにオープン

ナゴヤトコトンでは、「鮨 酒 肴 杉玉」のオープン前に開催されたメディア向け内覧会に参加。この記事では、現地に行って食べたからこそ分かった「鮨 酒 肴 杉玉」の魅力を、注目メニューの実食レポートと合わせてお届けします。

「鮨 酒 肴 杉玉」は”街のお寿司屋さん”を目指したカジュアルな寿司居酒屋

スシローグループが展開する「鮨 酒 肴 杉玉」のコンセプトは”街のお寿司屋さん”。スシローグループが培ってきた抜群の仕入れ力をベースとして、リーズナブル&カジュアルにお寿司とお酒を楽しめる”大衆寿司居酒屋”です。

店内はしっかりと明るく、居心地の良い雰囲気。白木をふんだんに取り入れた造りが、和を感じさせます。

店内の壁面には、素敵なイラストがいっぱい! これらは全て「手描き」で書かれたもの。「鮨 酒 肴 杉玉」ではどのお店にもご当地感のあるイラストが描かれるのがお約束とのことで、今回のお店にも名古屋・栄のシンボルである中部電力MIRAI TOWERとオアシス21が大きく描かれていました。

カウンターの上には大きな提灯を設置。「酒」「鮨」などの文字が大きく書かれ、楽しさの演出に一役買っています。

レジカウンターの上には、店名の名の由来となっている「杉玉」が設置されています。杉玉とはその名の通り杉の葉を束ねて球状に剪定したもの。その年の日本酒が出来上がった時に「今年も新酒が無事にできました」と神様とお客様にお知らせをする意味合いを込めて、酒蔵に掲げられます。「お寿司とともにお酒を楽しんでほしい」という思いから、店名に「杉玉」と名付けられたそうです。

「鮨 酒 肴 杉玉」の注目メニューを実食したら、ダイナミックなおいしさに驚き連発!!

今回のメディア内覧会では、「鮨 酒 肴 杉玉」で大人気となっている注目メニュー5種類が登場。一足先に実食させていただいたら、どれも驚きの仕掛けが満載でした!

杉玉ポテトサラダ

杉玉ポテトサラダ 税込539円

「杉玉ポテトサラダ」は、店名のモチーフにもなっている「杉玉」のようなポテトサラダ。見た目にも味にもこだわり抜いた、「鮨 酒 肴 杉玉」の看板にもなっている超人気メニューです。

カプセルに入ってくるポテトサラダをコロンとお皿の上に転がしていただくのが「杉玉ポテトサラダ」の食べ方。半分に割ってみると、中からは美しい橙色をした卵黄が現れました。ちなみに、表面を彩っているのはアオサや干しエビ、パン粉などを炒って作ったという特製の”杉粉”。見た目の美しさだけでなく、アオサや干しエビの風味が味わいの面白さも演出しています。

ポテトサラダにはガリが一緒に混ぜ合わせられいるのが特徴。しっかりとガリが効いたポテサラにふんわりと海老やアオサが香り、思わず「お酒ください!!」と言ってしまいそうになるおいしさでした。

よく混ぜ合わせると卵黄のまったりとしたおいしさが広がり、また違った味わいを楽しめるのもうれしいポイント。最初は半分に割ってそれぞれの味を楽しみ、途中から混ぜ合わせると1皿で何度もおいしいを楽しめます。お店に行ったら、真っ先に頼みたい逸品です。

思わず写真を撮りたくなる、厚切り6貫盛り

思わず写真を撮りたくなる、厚切り6貫盛り 税込2,123円

「鮨 酒 肴 杉玉」はもちろんこだわり抜いた寿司もいっぱい! 中でも、「極み寿司」のシリーズは、独創性にあふれた”一歩先を行く寿司”がズラリと並んでいます。

「思わず写真を撮りたくなる、厚切り6貫盛り」もその一つ。最大の特徴は、通常のお寿司よりも2倍の厚さに切りつけられた超特大のネタ!「えっ!?でかっ!?」と思わず声に出てしまうほどの圧倒的なインパクトで、これは”思わず写真を撮りたくなる”こと間違いなしです。

この日は、中トロ・マグロ赤身・生サーモン・ハマチ・トロカツオ・うなぎが6貫盛り合わせになって登場。ひとたび口の中に入れれば、大きく分厚く切りつけられたネタが口の中で暴れ回ります。見た目でも十分インパクトがありますが、口の中で感じる印象はそれ以上のダイナミックさ。爆発的なおいしさは、今まで食べてきた寿司とは一線を画すおいしさです。

これだけ大きいとネタの味ばかりになってしまうのではないかと感じますが、シャリの味もしっかりと感じられ、”お寿司”としてバランスがしっかり取れているのもポイント。そのヒミツは、「鮨 酒 肴 杉玉」で使われているオリジナルの寿司酢。黒酢とバルサミコ酢をブレンドしたオリジナルの寿司酢を用いたシャリは、旨味とコクがしっかりと感じられる濃い味仕立てとなっており、これだけ大きくて食べ応えのあるネタの味わいもがっちり受け止めています。

ちなみに厚切り6貫盛りのマグロ赤身は、スシローグループとしての抜群の仕入れ力を生かして調達した天然インドマグロを使用しているとのこと。実はこのマグロの赤身は仕入れられる数量が限られているため「スシロー」では提供できない「とびっきりのマグロ」とのこと。きめ細やかでマグロの赤身ならではのおいしさを存分に楽しめました。

杉玉と言えば、飲めるサーモン

「鮨 酒 肴 杉玉」で大人気の極み寿司メニューが「杉玉と言えば、飲めるサーモン」。極み寿司のシリーズはネーミングにも特徴があり、ワクワク感の演出に一役買っています。

店名を冠した文字通りの”看板寿司”である「飲めるサーモン」は、口の中に入れた瞬間にホロッとほどけてしまうほど柔らかなサーモンにびっくり!!歯を立てるのが間に合わないほど口の中でふんわりと溶けてしまう食感は、もはやサーモンのムースのようです。

独自の低温調理が施された「飲めるサーモン」は、思った以上にさっぱりとした仕上がり。サーモンのおいしい部分だけをギュッと集めたような味わいは、お酒もどんどん”飲め”てしまます。

塩雲丹とイカ、そして大葉。

「塩雲丹とイカ、そして大葉。」も極み寿司シリーズの注目メニュー。イカの上に店内で仕込んだ塩雲丹をのせた、贅沢なお寿司です。

口に入れるとそこに広がるのは海そのもの。塩雲丹ならではの濃厚なおいしさと香り、とろけるように柔らかなイカからあふれだす旨味が口いっぱいに広がります。おいしさをさらに高めているのが、隠し味として忍ばせている「のりわさび」。溢れ出す海の味わいを、大葉の爽やかさがしっかりと締め、最高の贅沢気分が味わえました。

メニュー開発に1年以上もかかってしまった、杉玉のアヒージョ

お寿司だけでなく、”居酒屋”らしい逸品メニューも充実。「メニュー開発に1年以上もかかってしまった、杉玉のアヒージョ」。メニュー化に向けて開発を進めていたものの、なかなかうまく形にならず、本当に1年以上の時間が開発にかかったという渾身の逸品です。

開発に苦労した甲斐もあり、「杉玉のアヒージョ」は海鮮ならではの旨味がじわっとあふれだす”寿司居酒屋”らしさ満点の味わいに。ホロッとしたベビー帆立や、噛めば噛むほどおいしさが溢れ出す赤貝のヒモもおいしさ満点です。辛さは穏やかで食べやすく、アンチョビの旨味やアオサの香りが海鮮ならではの味わいを演出。これらのおいしいところを全部吸い込んだジャガイモのおいしさは格別です。

ちなみにメニューにはバケットもあるので、残ったオイルも余すことなく頂く事が可能。さらに”裏メニュー”として中華そばが用意されており、油そばとして頂く事も可能だそうです。海鮮の旨味があふれだしたアヒージョオイルで仕立てる油そば、控えめに言って最高すぎます。

おいしいお寿司とお酒と肴がてんこ盛り!何度も足を運びたくなる「鮨 酒 肴 杉玉」

「鮨 酒 肴 杉玉」にはもちろん日本酒も充実。全国各地から取り寄せた日本酒が常時10種類以上ラインナップされています。中でも特に注目したいのが「杉玉 純米」。店名を冠しているのでオリジナル日本酒のようにも思えますが、実はこのお酒は青森県上北郡おいらせ町で130年以上に渡り酒造りを続けている桃川酒造の”地酒”です。

「杉玉 純米」は海の幸に恵まれた青森県生まれのお酒ということもあり、お寿司や肴との相性も抜群。お店の”看板酒”として人気を集めています。

そして、もう一つのおいしさの一つが、職人さんたちによる手仕事。カウンターから見える場所にあるキッチンでは、職人さんたちが丁寧な手仕事でおいしさを生み出しています。

そしてナゴヤトコトンがもう一つ注目したのが「醤油皿」。醤油皿には「ひかえめ」「ふつう」「ばしゃばしゃ」と3重の円が描かれており、醤油の量が一目で分かる形に面白い工夫が凝らされていました。メニューの内容やネーミングだけでなく、こうした細かな部分まで”面白さ”をトコトン追究しているところが、「鮨 酒 肴 杉玉」の楽しさに繋がっているんだと感じます。

「ようやく名古屋にオープン出来ました」と社長からも挨拶があった「鮨 酒 肴 杉玉」。名古屋でカジュアルにお寿司とお酒を楽しめる素敵なお店が、また一つ仲間入りしました。

■鮨 酒 肴 杉玉 栄 概要

営業時間
火~日 17:00-23:30(L.O. 23:00)

定休日
月曜日 ※12月1日は営業

所在地
愛知県名古屋市中区栄3丁目13-31 プリンセスガーデンホテル栄 1F

詳細は公式Webサイトにてご確認下さい。

鮨 酒 肴 杉玉 栄 - 【公式】鮨 酒 肴 杉玉 - 大衆寿司居酒屋

「鮨 酒 肴 杉玉 栄」に行くには

東海エリア初登場となった「鮨 酒 肴 杉玉」は、名古屋栄のプリセンス通り沿い、プリンセスガーデンホテル栄1階に12月1日よりオープン。地下鉄東山線・名城線『栄』駅、名鉄瀬戸線『栄町』駅からは、地下街サカエチカを経由してマルエイガレリア側出口から地上に上り、南へ徒歩5分程度です。

※この記事は「鮨 酒 肴 杉玉 栄」のオープンに先立って行われたメディア内覧会にて取材した内容に基づいて作成しています。貴重な取材機会を頂きましてありがとうございました。

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この記事を書いた人
ナゴヤトコトン編集長

ナゴヤトコトンの発起人兼編集長。名古屋を毎日面白がっているうちに「こうなったらトコトン面白がってやろう!」とノリと勢いだけでWebマガジン「ナゴヤトコトン」を立ち上げた模様。
名古屋と名古屋めしが何よりの栄養源。好きな金鯱は名古屋城の金鯱。

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