名古屋・栄の新たなランドマークとなる「中日ビル」。約3年前から建て替え工事が進められていましたが、いよいよ2024年4月23日(火)に全面開業すると発表がありました。
新しい「中日ビル」は、半世紀にわたって培ったかつてのビルの記憶と遺産を継承しながら最新鋭の33 階建て高層ビルへとリニューアル。ショップ、カフェ&レストラン、サービス、ホール、ホテルなど多くの魅力を取り込むことで、人々がが集い、憩い、語らい、楽しんでいただける交流・発信の複合ビルへと進化します。
1/11に公開されたプレスリリースでは、ビル概要やコンセプトと共に新しい中日ビルに出店するショップテナントも発表。名古屋初出店のお店から名古屋ではおなじみの名店までズラリと揃った全93店が新しい中日ビルとともに栄を盛り上げます。
そこで今回は、新・中日ビルに入店する93店舗の中からナゴヤトコトンが注目したお店をピックアップしてご紹介。 開業までにぜひしっかり予習してください。
絶対に抑えておきたい! 名古屋初出店のショップ・テナント厳選4選
新しい中日ビルに入居する全93店のうち、なんと31店が名古屋初出店!(ザロイヤルパークホテルアイコニック名古屋及びホテル内テナント5店を含む)。これとは別に業態初出店となるお店も5店舗を数え、3分の1以上が「中日ビル」で名古屋初お目見えとなります。
その中でもナゴヤトコトンが注目した「オープンしたらすぐに抑えておきたい」おみせを厳選4選にてご紹介します。
ブルーボトルコーヒー名古屋栄カフェ(カフェ)
「ブルーボトルコーヒー名古屋栄カフェ」はブルーボトルコーヒーの名古屋進出1号店が誕生!バリスタが1杯ずつ丁寧に抽出するスペシャルティコーヒーや、アイコンメニューである「リエージュ ワッフル」などを名古屋栄カフェならではの落ち着いた空間で楽しむことができます。独自の喫茶店文化が広がる名古屋に、ブルーボトルコーヒーが新風を吹き起こします。
SAKAeL MARCHE(地域産品、飲食)
「SAKAeL MARCHE(サカエるマルシェ)」は、全国から選りすぐりの商品が集まるマルシェショップ。その土地ならではの特産品や工芸品などを取り揃えるとのことで、どのようなラインナップとなるのか今から楽しみです。各地の美味しい食材を使ったフードメニューも用意されるので、SAKAeL MARCHEでお買い物してから屋上広場や久屋大通公園などで楽しむのもよさそうです。
文喫 栄(書店&喫茶)【ナゴヤト超注目!】
“文化を喫する、入場料のある本屋”をコンセプトする「文喫」も中日ビルに新登場!東京六本木・福岡天神につづいて3店舗目となる「文喫 栄」は、これまでの2店舗と比べて圧倒的な広さを誇る約370坪の大規模な店舗となります。
162席の座席を有する広々とした大喫茶ホールでは、一点一点選書した約3万冊の書籍を蔵書。おかわり自由のドリンクサービスで提供されるこだわりの珈琲や紅茶などを楽しみながら、自分に合った様々な空間で本を楽しむことができます。打ち合わせにも対応可能な会議室スペースや個室ブースも充実しており、本に囲まれたコワーキングスペースとしても利用するのも楽しそうです。
豚捨 中日ビル店(牛肉料理)
「豚捨」は明治42年に創業した伊勢の老舗精肉店が営む伊勢肉をメインとしたレストラン。これまでは伊勢神宮周辺と東京丸の内にのみ店舗を構えていましたが、今回いよいよ名古屋へ初出店します。
松阪牛のルーツとなった黒毛和牛「伊勢肉」の美味しさを余すところなく堪能出来る「豚捨」。ランチタイムにはおかげ横丁で名物となっている「牛丼」や中日ビル店限定の「伊勢肉ひつまぶし御膳」、ディナータイムは厚みのある「伊勢肉のすき焼」などを楽しめるとのことです。
栄にできてうれしい! 中日ビルで行きたい名古屋めし&名古屋グルメ店厳選8選
天婦羅きしめんたもん(きしめん)
名古屋にきしめんブームを呼び起こした「星が丘製麺所」や「天ぷらたもん」を手がける衣笠太門さんが中日ビルに出店するのは名古屋名物のきしめんをサクサクの天婦羅とともに味わえる新業態「天婦羅きしめん たもん」。きしめんは薫り高い”だし”のきいたものはもちろん、柑橘系の香りと酸味が特徴のもの、”赤みそ”を使ったものなど豊富なラインナップ。代表的名古屋めしの一つ「きしめん」の新の美味しさを堪能出来るお店が中日ビルに登場します。
來杏China厨房(中華・ラーメン・坦々麺)
平打ち麺が特徴の「名古屋式汁なし担々麺」。その生みの親がオーナーシェフを務める「來杏Chinese Restaurant」が中日ビルに出店します。香り高い自家製五香ラー油と厳選ゴマを使用した各種担担麺は行列ができるほどの人気振り。名古屋が生み出した坦々麺の名品、ぜひその味わいを体感してください。
ユウゼン(あんかけパスタ)
「ユウゼン」は昭和47年に創業し、50年以上にわたって名古屋人たちに愛され続けている「あんかけスパゲティ」の専門店です。トマト、ジャガイモ、牛肉等を長時間煮込んだ、マイルド、それでいてちょっぴりスパイシーなソースがやみつきになること間違いなし!看板メニュー「ミラカン」は必食の一皿です。
Mega Kebab中日ビル店(HALALケバブ料理)
まさかの中日ビル出店といえるかもしれません。「MegaKebab中日ビル店」は大須や錦、金山など名古屋エリアに広く展開するケバブのお店。美味しくて健康的なHALAL食材のみ使用した美味しいケバブ料理は、名古屋にケバブの文化を広めた一食といっても過言ではないでしょう。店員さんがなかなか渡してくれない「のびるトルコアイス」もぜひお試しあれ。
YATAGARASU(日本茶カフェ)
千種区今池の知る人ぞ知る日本茶カフェの名店「YATAGARASU」が中日ビルに移転オープン。京都のお茶農家から直接仕入れたシングルオリジンの煎茶や抹茶、ほうじ茶等を使い、ドリンクやスイーツを提供する日本茶専門カフェとして新たに出発します。目の前で点てるお茶や季節の食材と日本茶を使ったスイーツ、ぜひ早いうちに楽しみたいです。
おかしな大地from farm to spoon SAKAE(和洋菓子&ベジフード)
「おかしな大地from farm to spoon SAKAE」は、栗菓子で有名な「恵那川上屋」がプロデュースする新業態店。同ブランドでは千種区覚王山にある1号店に続く2店舗目となります。大地が育んだ素材そのものの甘みや旨みを生かしたドリンクやスイーツなどを提供するとのこと。とびっきりのスイーツから新しい食文化が発信されます。
うなぎの兼光 中日ビル店(うなぎ料理)
日本有数のうなぎの産地として知られる西尾市三河一色に本店を構える「うなぎの兼光」。問屋直営ならではの高品質なうなぎ料理をお値打ち価格で楽しめます。備長炭を使用して強めに焼き上げるうなぎは食欲をそそる炭の香りとともに、外はパリッと、中はふんわりの食感。うなぎを知り尽くした職人たちが丹精込めて育て、焼き上げたウナギを心ゆくまで堪能できます。
名古屋コーチン鉄板酒場とりしげ(鶏料理、居酒屋)
「名古屋コーチン鉄板酒場とりしげ」は名古屋の老舗鶏肉卸会社直営のお店。名古屋コーチンの鶏料理をメインに地元食材・調味料を使用した多彩な鉄板料理、さらには名古屋めしメニューに50種類以上のドリンクと、豊富なラインナップで名古屋の美味しさを堪能出来ます。店内にはスポーツ観戦用に大型モニターも設置されるとのこと。推しチームを応援しながらの名古屋めし、お酒がはかどりそうです。
ここも絶対抑えておきたい! ナゴヤト編集長注目のショップ厳選1選
全国物産観光センター【ナゴヤト超注目】
旧中日ビル時代にも設置されていた「全国物産観光センター」が新たな装いで復活!1道14県の特産品や伝統工芸品、その土地ならではの文化や大自然の魅力など、各地の特色や観光名所に触れることができる楽しいスポットが中日ビルに帰ってきます。
各道県のブースでは観光情報の発信はもちろんのこと、特産品の販売や移住相談なども実施されるとのこと。名古屋にいながら全国巡りができる魅惑のスポットとして新たなスタートを切ります。
今から開業が待ち遠しい! 新「中日ビル」は4/23(火)にグランドオープン
中日ビルの6Fにはビジネスから文化芸術まで多目的に利用出来る「中日ホール&カンファレンス」も入居。多目的ホールはフラットスタイルにすれば展示会や展覧会に、椅子を設置すればコンサートや演劇・落語などのエンターテインメントにとマルチに活用できるようになっています。
また、「中日ホール&カンファレンス」では、中日ビルのグランドオープンに先駆け、3月29日(金)から4月14日(日)までの期間「中日ホールオープニングイベント」が開催。楽しいイベントも早速目白押しです。
また、中日ビルの4階は医院や調剤薬局なども入居。旧ビル時代から続く学びの場「中日文化センター栄」も4~5階に戻ってきます。
新しい「中日ビル」は、2月20日の「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」開業を皮切りに、3月下旬から4月にかけて一部物販ショップ・医院などが順次開業。そして4月23日にいよいよ全面開業となります。
中日ビルLINE公式アカウントに友だち登録すると、2024年4月の内覧会招待クーポンが当たるキャンペーンも開催中。いち早く行きたい方はLINEで友だち登録するのがおすすめです。
新しい中日ビルへ行くには
地下鉄東山線・名城線栄駅の地下街から直結しています