星が丘ボウル跡地が大規模開発! ますます魅力あふれる街へとパワーアップします
昨年12月に惜しまれつつ営業終了となった「星が丘ボウル」の跡地に新たな街が誕生。2027年春の第一期開業を目指し、「商」「学」「広場」「住」を一体として開発する複合開発プロジェクト「(仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト」が発表されました。
街に開かれた街区設計
複合開発が行われる星が丘ボウル跡地は。「星が丘テラス」に隣接するエリア。地下鉄東山線「星ヶ丘駅」徒歩3分の利便性の高い場所に位置し、東山動植物園や平和公園といった豊かな緑地環境に囲まれるとともに、多くの大学や高校が存在し、良好な住環境の維持が期待できる文教地区にも指定されているエリアとなっています。
今回のプロジェクトでは一期工区では「星が丘テラス」の増床を含めた複合ビルを新設、さらに椙山女学園大学施設を新設するとともに、二事業者共同で街に開かれた歩行者動線や広場の一部を整備するとのことです。
街区中央には芝生広場を設置することで、季節変化が感じられる情景を創り出すことにより賑わいと憩いの場を創出。また、新設される大学校舎内から街区南東側の住宅地にじが丘方面に抜ける歩行者専用デッキを椙山女学園と共同して新設する予定となっています。
合わせて駐車場への車路も移設再整備。車両と歩行者の交錯を極力なくし、利便性が高く安全な街づくりが進められます。
商業施設
「星が丘テラス」の増床となる商業エリアはアウトモールとしての街歩きの楽しさをこれまで以上に創出す。開発コンセプトに沿った「自然体験・共生を体験できる店舗」や「知的好奇心を刺激する出会いに溢れる店舗」等の導入を検討し、モノだけでなく価値観を共有できるコミュニティや、居心地の良い環境による新たな価値提供を目指すとのことです。
大学施設(椙山女学園)
本街区の一角には椙山女学園大学が「Cross Gate」をコンセプトとした新棟を建設。学生や各空間がクロスして交わり合うことが起きる特別な空間(ゲート)を表現しており、学生、教職員、卒業生、地域の方々が、この場所で活動(学ぶ、滞在する、移動する)することで、さまざまな情報や経験に出会い、思いがけないきっかけや相乗効果を起こす場としたいという想いが込められているとのことです。
新棟には、2024年に新設された情報社会学部を中心とした大学施設及び、低層階には東山遊園と協働で社会とシームレスに繋がる「(仮称)星が丘コミュニティスペース」を設置予定。大学施設としては情報社会学部の各種教室を中心としながら、情報デザイン学科生向けの電子工作室やデザイン工房、また、現代社会学科生向けの大規模ワークショップが可能な120人ワークショップルーム、さらにスタジオや、学部を超えて学生の交流を促進するコラボレーションラウンジの整備が予定されています。
続く二期工区では住宅用途の新設、更なる商業施設の増床を計画しており、最終的には「商」「学」「広場」「住」を一体として開発する複合開発プロジェクトとなっているとのこと。最終的な開業は2028年春を予定しているとのことです。