ナゴヤトレポート

羽生善治会長が名鉄瀬戸線に乗車! 「将棋とれいん第2局」出発式 取材レポート(前編)【動画あり】

編集長
編集長

日本将棋連盟の羽生善治会長が名鉄瀬戸線で藤井聡太七冠の故郷・瀬戸を訪れました

名鉄と日本将棋連盟のコラボレーションによる運行中の「将棋とれいん第二局」の出発式が、2024年9月22日に開催。出発式には日本将棋連盟の羽生善治会長が出席し、多くの将棋ファンが見守る中にぎやかに行われました。

「将棋とれいん第二局」イベントの延期日が決定しました
名古屋鉄道株式会社のプレスリリース(2024年9月6日 14時30分)「将棋とれいん第二局」イベントの延期日が決定しました

ナゴヤトコトンでは「将棋とれいん第二局」出発式とその後に行われた特別貸切電車での将棋教室、さらに日本将棋連盟棋士による指導対局の模様を徹底取材。ナゴヤトレポートとして一部始終をお届けいたします。

羽生善治会長自ら「将棋とれいん第二局」特別系統版を掲出

9月22日午前11時より行われた「将棋とれいん第二局」出発式では、鈴木清美名古屋鉄道副社長、川本雅之瀬戸市長、柴田浩尾張旭市長の順に挨拶。続いて、日本将棋連盟を代表し、羽生善治会長から挨拶がありました。

「将棋とれいん第二局」は特別に作られた記念系統板が先頭車両に掲出。裏面には羽生会長による「感謝」の揮毫が書かれており、列車内から見ることができるようになっています。出発式では、鈴木副社長より羽生会長に記念系統版が渡され、羽生会長が「将棋とれいん第二局」の運転席へ記念系統版を掲げるシーンも見ることができました。

記念系統板の裏に書かれた「感謝」の揮毫は羽生善治会長によるもの
記念系統板を羽生会長が受け取った後、運転席に掲出されました

続いて羽生会長を含めた出席者4名にて特別貸切電車の出発進行を合図。名鉄瀬戸線の終着駅であり、藤井聡太七冠の故郷でもある尾張瀬戸へと向かいます。

羽生会長、川本瀬戸市長、柴田尾張旭市長、鈴木副社長により出発の合図

おそらく史上初! 走る電車内での将棋教室が開催

「将棋とれいん」の中はまさに将棋一色! 藤井聡太七冠をはじめとした棋士のプロフィールや将棋の戦法、現役棋士が作成した詰め将棋の問題など、将棋ファンにはたまらないスペシャルな装飾がてんこ盛りになっています。

列車が走り始めると、なんと羽生善治会長による車内アナウンスが放送。これは超激レアです!

尾張瀬戸まで向かう「将棋とれいん」特別貸切電車には、名鉄瀬戸線の沿線である瀬戸市・尾張旭市の小学生の中から事前応募で選ばれた39名が一緒に乗車。棋力に応じて3つのグループに分かれ、現役のプロ棋士・女流棋士たちによる「電車内での将棋教室」が開催されました。動く電車内で将棋教室が行われたのは、おそらく史上初とのことです。

先頭車両では地元愛知県出身の柵木幹太(まぜきかんた)四段が講師を担当 
二両目では今春にプロ棋士となった山川泰熙四段が子どもたちに将棋を指導 
三両目で行われていた将棋初心者向けの講座は野原未蘭(のはらみらん)女流初段が担当 Tシャツ姿の女流棋士は意外とレアかもしれません
羽生会長も将棋教室の様子を温かく見守っていらっしゃいました

電車が尾張瀬戸駅へと近づくと再び羽生善治会長から車内アナウンス。間もなく終点に到着する旨が告げられます。

この後「将棋とれいん第2局」で瀬戸へとやってきた小学生たちは、尾張瀬戸駅近くにある「瀬戸蔵」へと移動し、プロ棋士との指導対局にチャレンジします。この続きは後編の記事をご覧下さい。

この記事をシェアする
この記事を書いた人
ナゴヤトコトン編集長

ナゴヤトコトンの発起人兼編集長。名古屋を毎日面白がっているうちに「こうなったらトコトン面白がってやろう!」とノリと勢いだけでWebマガジン「ナゴヤトコトン」を立ち上げた模様。
名古屋と名古屋めしが何よりの栄養源。好きな金鯱は名古屋城の金鯱。

ナゴヤトコトン編集長をフォローする
タイトルとURLをコピーしました