日本将棋連盟の羽生善治会長が名鉄瀬戸線で藤井聡太七冠の故郷・瀬戸を訪問しました。
名鉄と日本将棋連盟のコラボレーションによる運行中の「将棋とれいん第二局」の出発式が、2024年9月22日に開催。出発式には日本将棋連盟の羽生善治会長が出席し、多くの将棋ファンが見守る中にぎやかに行われました。
ナゴヤトコトンでは「将棋とれいん第二局」出発式とその後に行われた特別貸切電車での将棋教室、さらに日本将棋連盟棋士による指導対局の模様を徹底取材。前編では名鉄瀬戸線・栄町駅で行われたセレモニーの様子と特別貸切電車での将棋教室の模様をお届けしました。
後編では瀬戸蔵で行われた指導対局の模様と記者会見の様子をナゴヤトレポートとしてをお届けいたします。
プロ棋士に挑戦! 瀬戸蔵にて指導対局会が開催
尾張瀬戸駅に到着した後、産業観光・市民交流を支援する複合施設「瀬戸蔵」へと移動して行われたのが棋士たちとの指導対局。電車内の将棋教室で学んだことを早速実践です。
子どもたちが真剣に考える中、多面指しで次々と指していく棋士たち。そのスピードには子どもたちもびっくりです。
指導対局が終わった後は藤井聡太王位と渡辺明九段が王位戦第一局の“勝負おやつ”として選んだ「こぐまくんケーキ(名鉄商店)」が参加者全員にプレゼント。みんなで一緒においしいケーキを食べて、笑顔がいっぱい咲いていました。
そして「こぐまくんケーキ」を食べ終えた後は羽生善治会長より締めのご挨拶。未来の棋士へとエールを送っていました。
イベント終了後には記者会見が開催 瀬戸蔵ミュージアムも見学
イベント終了後には記者会見が行われ、羽生会長を中心としてイベントの感想や今後の「将棋とれいん」の取り組み、将棋に取り組む子どもたちへのエールなど様々な質問が飛び出しました。
さらに記者会見後には羽生会長と棋士の皆さんが「瀬戸蔵ミュージアム」を見学する一幕も。瀬戸蔵ミュージアムでは10月6日まで「将棋とれいん第一局」で使用された系統板やポスターなどが展示されており、羽生会長も楽しそうに見学されていました。
「将棋とれいん第2局」の運行は11月下旬まで
名鉄瀬戸線での「将棋とれいん第2局」の運行は11月下旬までを予定。名鉄瀬戸線を走る電車の内1編成のみが「将棋とれいん」となっていますが、詳細の運行情報については非公開とのこと。運良く「将棋とれいん」に当たった方はラッキーです!