
名古屋文化の象徴を反映した非常にインパクトの強い「金シャチフォント 殿」が金シャチフォントファミリーに仲間入り。タイププロジェクト株式会社より販売・提供がスタートしています。
名古屋文化の象徴を反映した”都市フォント”
金シャチフォントは、タイププロジェクト株式会社が開発した”名古屋文化の象徴を反映した都市フォント”。今回リリースされた「金シャチフォント 殿」は、2020年3月リリースされた華やかでゴージャス感のある「金シャチフォント 姫」に継ぐシリーズ2つ目のフォントとなります。
「金鯱フォント 殿」、堂々たる殿様ぶりを感じさせる筆書系の書体が特徴。太い筆に墨をたっぷり含ませたようなストロークに律動的なうねりと反りをもたせ、伝統的な様式美を活字書体として表現しています。
タイププロジェクト株式会社によると、都市フォント構想を具現化するにあたり最初に制作を開始したのが金シャチフォントとのこと。名古屋の人々と交流をもちながら、名古屋の言葉、味、風景に書体デザインの源を求めてスケッチするところからプロジェクトがはじまり、足かけ16年にも及ぶ膨大な試行錯誤と開発期間を経て開発されました。
「金シャチフォント 殿」は4種類のウェイトで展開
「金シャチフォント 殿」は、DB (デミボールド)、B (ボールド)、H (ヘヴィ)、Blk (ブラック)の4ウエイトで提供。江戸文字に名古屋の濃い味付けを加えたインパクトの強いデザインは、見出し書体のカテゴリーに適しており、アイキャッチ的な役割を求められる広告や飲食の分野に最適です。

タイププロジェクト株式会社 代表取締役 鈴木 功
金シャチフォント 殿の、黒々とみっちり詰まった字面、右上がりの横画とハネの躍動感、正円に近い仮名の外形は、かつての江戸っ子が文字に祈りを求めたその心情をいまに継ぐものです。伝統的な日本の価値観と様式美を、活字書体に昇華させた金シャチフォント 殿は、縁起文字の系譜に連なる書体といえるでしょう。
「金シャチフォント」はタイププロジェクト株式会社のオンラインショップから購入可能。金シャチフォントを含む多数のフォントをお値打ちに使えるサブスクリプション「TPコネクト」でも利用可能です。
