知多エリアでいつも行列ができるほどの大人気回転寿司店が名古屋初出店です!
4月3日にグランドオープンとなった瑞穂区の商業施設「いいねマルシェ」。その東棟には知多半島エリアで大人気となっている話題の回転寿司店「回転鮨 魚太郎」もオープンします。
「回転鮨 魚太郎」は、知多・美浜に本店を構え、「いいねマルシェ」にも名古屋初出店した鮮魚店「魚太郎」が営む回転寿司店。漁港から直接仕入れた抜群の鮮度の地魚を中心に、美味しいお寿司がお値打ちに楽しめると、1号店である半田店は連日大行列となるほどの人気を集めています。
4月3日からグランドオープンする2号店「回転鮨 魚太郎 瑞穂店」は名古屋初出店となるお店。今回、幸運にも「回転鮨 魚太郎 瑞穂店」のプレオープンに訪問することができました。知多エリアで大人気の「回転鮨 魚太郎」の実力の程はいかに!? ナゴヤトコトンが最速で実食レポートをお届けします。
”回転鮨”なのに回転レーンがない!?
「回転鮨 魚太郎 瑞穂店」の店内は明るくてもちろんピッカピカ。入り口近くにはカウンター席、両サイドには家族連れや友人同士で訪問するときにうれしいテーブル席が用意されています。
そして、皆さんお気づきでしょうか?
回転寿司店なら必ずあるはずの”あるもの”が「回転鮨 魚太郎」にはありません。
その答えはカウンターを見れば一目瞭然。カウンターを拡大してみると……。
もうお分かりですね。
実は「回転鮨 魚太郎」は回転レーンがない、つまり”お寿司が回らない回転寿司店”なんです!!
お寿司や一品料理、ドリンクなどは全て手元にあるメニュー端末で注文するのが「回転鮨 魚太郎」流。
カウンター席なら、職人さんが目の前で握ったお寿司を直接カウンター越しに提供してもらえます。もはやカウンター鮨なんですよね……(笑)
ちなみにテーブル席にはいわゆる“特急レーン”と同じような設備が設置。こちらも注文ごとに職人さんが握ったお寿司をスピーディーに運んでもらえます。
漁港から直送! 鮮度超抜群の地魚寿司が美味すぎる!!
「回転鮨 魚太郎」の魅力はなんといっても漁港から毎日直送される圧倒的な鮮度の地魚のお寿司が頂けること。その日一番「獲れたて」「捌きたて」「握りたて」の三拍子が揃ったお寿司を楽しめるのは、漁港でのセリ権を有する「魚太郎」の直営寿司店ならではです。
それではいよいよ実食といきましょう!
まずは「魚太郎おまかせ5貫盛」から!
最初に注文したのは「魚太郎おまかせ5貫盛」。その日の仕入れに合わせて日替わりで提供される「回転鮨 魚太郎」の看板メニューです。
地魚を中心に提供されるおまかせ5貫盛の内容はその日の水揚げ次第。プレオープンでは「真鯛・さわら・平貝・すずき・車海老」が盛り合わせとなっていました。車海老以外の4種は地元の漁港で揚がったばかりのもの。車海老も長年鮮魚卸を営んできた魚太郎が目利きした特上品です。
どれも美味しいのはあたりまえですが、一口食べただけで分かる鮮度の良さがものすごい!!! 噛めば噛むほど旨味が口の中に溢れるとはこのことです。
中でも編集長が特にびっくりしたのはサワラのにぎり。鮮度落ちが早いため名古屋ではなかなかお刺身で食べる機会がないサワラですが、まるで吸い付くようなモッチモチの身からあふれ出るしっかりと旨味がたまりません!サワラは感じで書くと、魚偏に春で「鰆」。春ならではの美味しさを堪能できました。
醤油にもこだわり!
「回転鮨 魚太郎」のこだわりは醤油にも。テーブルには魚太郎特製の「すし醤油」と、知多半島の半田市で120年以上にわたり豆味噌やたまり醤油を作り続けてきた「ナカリ」の「赤むらさき」の2種類が用意され、ネタや好みに応じて使い分けることができます。
2つを比べると見た目からも違いが歴然ですね。「魚太郎 特製すし醤油」はやや淡い色合いで、ほどよい塩味と旨味のバランスが特徴。素材の美味しさをしっかり引き立ててくれる優しい味わいのしょうゆです。
一方、「ナカリ 赤むらさき」は濃い色合いでとろっとした醤油。まろやかで濃厚な旨味があり、名古屋でよく使われる“さしみたまり”のような雰囲気を感じます。濃い味だからといって塩味が尖っていないため素材の味を邪魔することはありません。素材の旨味と醤油の旨味が一体となった美味しさが絶妙です。
どちらで食べてもそれぞれの美味しさが楽しめるのが魅力。ぜひ1貫ずつ醤油を変えながら楽しんで頂きたいです。
鮮度抜群の地魚寿司が美味すぎる!
5貫盛で食欲に火が付いたら、好きなお寿司を次々と注文! 漁港直送で鮮度抜群の地魚のお寿司、見逃すわけにはいきません。
この日はほうぼう、アオリイカ、黒鯛と、地元ならではのお寿司を頂きました。
高級魚のほうぼうも「回転鮨 魚太郎」ではお手軽プライス! 白身の美味しさと脂の甘味がたまりませんね。
アオリイカの透き通るような身は鮮度抜群な証拠。細やかな細工を施す職人技が、アオリイカの持つ美味しさを存分に引き出しています。
名古屋エリアでは釣りのお目当てとしても有名な黒鯛も絶品のお寿司に。ともすれば臭みが出ることもある黒鯛ですが、「回転鮨 魚太郎」の黒鯛には嫌な臭みは一切ナシ。真鯛とは違った個性的な旨味を持つ黒鯛の美味しさを存分に楽しむことができました。
定番ネタも美味すぎる!!
地魚だけではなく、定番のネタも絶品! 職人の仕事が冴え渡るお寿司や、鮮魚店直営のお店ならではの魚の美味しさを引き出したお寿司もいっぱいです。
赤酢〆さばのお寿司は、知多半島で生まれ全国に広まった赤酢を使った〆さば。酸味がとっても柔らかく、〆サバの概念を覆すほどの美味しさです。
軍艦のメニューで目に止まったのが本日の海鮮軍艦。地魚を中心としたいわゆる「切り落とし」の部分がたっぷりと盛り付けられ、軍艦なのにまるで豪華海鮮ちらしのようなにぎやかな美味しさを楽しめます。こちらは数量限定とのことなのでお見逃し無く!
ナゴヤトコトン的一推しは「まぐろしらす盛」
「あれ?何でもない日なのにお昼からこんなにお寿司食べていいんだっけ……?」となりながら、最後に注文したのがまぐろしらす盛。これが飛んでもびっくりのお寿司でした!
手元に届いたものがコチラ。上に乗っているしらすはもちろん地元で水揚げされたものです
なんということでしょう。しっかりとした巻き寿司の土台の上にはたっぷりのまぐろ。さらにその上にしらすがこれでもかとてんこ盛り! 匠の技が冴え渡ります。
しらすの白、まぐろの赤、そしてネギやシソの緑がとっても美しいまぐろしらす盛。食べる時には上のまぐろ&しらす部分を下ろしていただきます。
あとは素巻きの巻き寿司にまぐろやしらすを載せながら頂くという寸法。こんなヤンチャな形で楽しんでもOKです。
お寿司としての美味しさはもちろんのこと、自分で組み立てる楽しさも満点なまぐろしらす盛。そしてこれにはもう一つうれしいポイントがあります。
そう、まぐろしらす盛はこのままおつまみになるんですよね……!
いわゆる「すしつま」スタイルで提供されるまぐろしらす盛なら、まずは上のまぐろやしらすをつまみつつ日本酒をクイっといって、〆に素巻きの部分にワサビをつけて涙巻きとして楽しむなんてことも自由自在にできちゃいます。呑兵衛にはたまらない、ナゴヤトコトン一推しのお寿司です。
気になるお値段ハウマッチ?
この日は「魚太郎おまかせ5貫盛」に加え6皿12貫分、合計17貫ものお寿司を美味しく頂いて胃袋も心も大満足となりました!
しかし、プレオープン初日にたまたまお伺い出来たこともあり、テンションが爆上がり。値段を気にすること無く思うがままに注文してしまったのも事実です。
そうなると、最後に気になってしまうのがお会計。恐る恐るレジへと向かい、店員さんに告げられた金額がコチラとなりました。
なんとお会計は税込みでジャスト3000円ポッキリ! 狙ったわけではなく、本当にたまたまこの金額となりました。
これだけ美味しいお寿司を頂いてこのお値段なら十分満足 特に白身を中心とした地魚の美味しさは本当に驚くばかりで、グルメ系回転鮨ならむしろコスパ最高といっても過言ではありません!
知多半島で大人気という実力をしっかりと感じることができた“回らない回転鮨”の「回転鮨 魚太郎 瑞穂店」。しばらくは混み合うことが予想されますので、ぜひ時間に余裕を持って足を運んでもらえればと思います。名古屋にまた一つ、素晴らしい回転寿司のお店ができました。
「いいねマルシェ」内には鮮魚店の「魚太郎」も名古屋初出店。鮮魚店「魚太郎」をはじめとしたいいねマルシェ専門店街の様子も最速でレポートしています。
「回転鮨 魚太郎 瑞穂店」に行くには
「回転鮨 魚太郎 瑞穂店」は空港線(国道41号)牛巻交差点を東へ入ったところにオープンした「いいねマルシェ」内にオープン。公共交通機関では基幹バス1号系統・牛巻バス停から徒歩5分程度で行くことができます。