焼肉のタレで味付けした、ガツンとパンチのある名古屋焼きそばです
最強のご当地焼きそば「名古屋鉄板焼きそば」を巡るナゴヤトコトンの旅。今回は名鉄名古屋本線・本笠寺駅すぐ近くにある「珈琲ミハル」さんの「スタミナ焼きそば定食」をご紹介します。
昭和プライスな「スタミナ焼きそば定食」はご飯と一緒に食べたい味
お店の外も中もレトロ感満載の喫茶ミハルで頂けるのが「スタミナ焼きそば」。ソースでは無く焼肉のタレで味付けした、アレンジ鉄板焼きそばです。
ジュージューと美味しい音を奏でる鉄板の上には、具材たっぷりの焼きそばがてんこ盛り。なかなかのボリューム感ですがこれで普通盛りです。
それではいざ実食!
あ、これはご飯が進むやつだ……!
麺は中細のストレート麺。少し柔らかめですが、ふわっとした中にコシもちゃんと感じられ、どことなく懐かしさと優しさを感じます。
具材は豚肉、キャベツ、にんじん、もやし、ピーマンが麺に負けないぐらいのたっぷりボリュームでIN。トッピングには定番の紅ショウガが添えられています。豚肉の満足感はもちろん、よく火が入った野菜の甘味が焼肉のタレの味わいにぴったり。焼肉のタレで味付けされているためか、一般的なソース味の焼きそばと比べると「ごはんのおかず感」が強いという印象。これはぜひランチタイムの「定食」で食べたい味です。
玉子は目玉焼き横添えの王道スタイル。鉄板の熱で良い感じに仕上がっていく目玉焼きは焼きそばと一緒にご飯にのせて、ミニ焼きそば丼にするのが正解ですね!
……あまりに夢中になって、ミニ焼きそば丼を撮り忘れました(笑)
そしてこのツヤッツヤの鉄板がお店の歴史と美味しさを物語っていますね。
ボリュームたっぷりの焼きそばにごはんと味噌汁、そしてコーヒーまで付いた「スタミナ焼きそば定食」のお値段はなんと全部コミコミで850円!このご時世にありがたすぎる昭和プライスでした。
「喫茶ミハル」は中も外も昭和の空気感満載
1959年創業の喫茶ミハルは昭和の香りが漂うレトロ喫茶店。入り口では看板娘(ミハルさん?)が日々お客さんをお出迎えしています。
店内は名古屋の古い喫茶店に見られる「中二階+半地下」があるスタイル。最近はめっきり減ってしまいましたが、昔の名古屋ではたくさんのお客さんを迎えるためにこうしたスタイルを採用する喫茶店も多くありました。
本笠寺駅近くの路地にある喫茶ミハル、一度訪れれば地元の人たちに長年愛され続けてきた理由が分かります。
喫茶ミハル「スタミナ焼きそば定食」
メニュー名 | スタミナ焼きそば定食 |
麺 | 中細麺、ストレート |
具材・トッピング | 豚肉、キャベツ、にんじん、もやし、ピーマン、紅ショウガ |
ソース | 焼肉のタレ |
卵 | 目玉焼き/横添え |
価格(税込) | 850円(ごはん、赤だし、ドリンク付) |
喫茶ミハルに行くには
名鉄名古屋本線・本笠寺駅のすぐ近くにあります。JR東海道線・笠寺駅からも徒歩10分程度で向かうことができます。