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サムライは”アスリート”だった!? 徳川美術館夏季特別展「武芸 サムライ・アスリート」が2026年7月25日より開催 尾張徳川家に伝来する武士文化の見どころは?【大曽根】

武士たちが励み、現代のスポーツの礎ともなった”武芸”に迫る特別展「武芸 サムライ・アスリート」が2026年7月25日から9月27日にかけて徳川美術館にて開催。2026年アジア競技大会が開催される名古屋にて、日々鍛錬を積み、心身を磨き、技を競い合った“アスリート”としての武士たちの営みを紐解く注目の展覧会が開催されます。

この記事では、「武士×アスリート」という新たな視点弓術、馬術、剣術、鎗術、炮術、鷹狩といった日本の伝統文化である「武芸」を紹介する徳川美術館の夏季特別展「武芸 サムライ・アスリート」の見どころをご紹介します。

徳川美術館 夏季特別展「武芸 サムライ・アスリート」 見どころ3選

「戦うサムライ」から「鍛えるサムライ」へ

(左)朱塗啄木糸威具足 春田吉次・加藤彦十郎正勝作 徳川義直(尾張家初代)着用 江戸時代 寛永3年(1626)
   黒塗桐紋鞍・鐙 伊勢貞雅作 徳川家康所用 桃山~江戸時代 16~17世紀 ともに徳川美術館蔵
(右上)長篠合戦図屛風 六曲一隻(部分) 江戸時代 18~19世紀 徳川美術館蔵(前期:7/25 ~8/25)
(右下)調馬図屛風 六曲一双のうち左隻(部分) 江戸時代 17世紀 岡谷家寄贈 徳川美術館蔵(後期:8/26~9/27)

「武芸 サムライ・アスリート」展では、弓術・馬術・鎗術・剣術・炮術・鷹狩などの多彩な武芸が一堂に紹介されています。

戦乱の世の中で戦場で敵と戦うため技術として誕生した武芸。江戸時代になり平和が訪れると、武芸は礼法や精神修養として磨かれ、武士の教養として受け継がれていきました。また、江戸時代になると、過去の合戦そのものを研究する「軍学」も誕生。『太平記』などの戦記物語を絵画化した合戦図が教育に使われるようになります。

(左)金土俵空穂 桃山~江戸時代 16~17世紀 朝岡平兵衛重政所用 徳川美術館蔵
(右)大太刀 銘 永則(以下37文字略) 室町時代  14世紀 /朱塗叩塗大太刀拵(大太刀 銘 永則 附属 江戸時代17世紀 柳生利厳(尾張柳生家初代)所持 徳川美術館蔵

本展では、徳川美術館が所蔵する武芸や軍学に関する様々な品を一堂に展示。尾張徳川家に伝えられた武家文化の奥深さを実感できる貴重な機会となっています。

尾張徳川家に伝わる武芸の世界

千代田之御表 御射場始 楊洲周延画 明治30年(1897)徳川美術館蔵
千代田之御表 小金原牧狩 楊洲周延画 明治30年(1897)徳川美術館蔵 ※パネル展示
千代田之御表 武術上覧 楊洲周延画 明治30年(1897)徳川美術館蔵 ※パネル展示
千代田之御表 流鏑馬上覧 楊洲周延画 明治30年(1897)徳川美術館蔵 ※パネル展示

戦国時代に発展した各種の武芸は、江戸時代の武家社会の中で大いに発展。尾張徳川家においても多くの家臣が鍛錬に励みました。そうした家臣たち鍛錬の成果が発揮されるのが「武芸上覧」。現代のスポーツ大会にも重なる「サムライの晴れ舞台」です。

「武芸上覧」では、当主が見守る中で日頃磨いた成果を披露。優れた技量の持ち主には褒美が与えられるなど、個人のみならず家の名誉として後世に伝えられました。「武芸 サムライ・アスリート」展では、錦絵「千代田之御表」をはじめとした絵画などから、往時の「武芸上覧」の様子を垣間見ることができます。

江戸時代における武士のトレーニング「鷹狩」

数ある武芸の中でも、近年注目をあつめているのが「鷹狩」。徳川家康も好んだ鷹狩は、単なる娯楽ではなく、体力や判断力を養う軍事訓練でもありました。

江戸時代における「鷹狩」は、将軍や限られた大名だけに許された格式高い武芸として昇華。鷹や獲物は重要な贈答品としても扱われました。「武芸 サムライ・アスリート」展では、鷹狩りの様子を記した美術品や尾張徳川家伝来の鷹狩り道具などを展示。”武芸”としての「鷹狩」の世界にも注目です。

「武士×アスリート」という新たな視点から日本の伝統文化である「武芸」を紹介する徳川美術館の夏季特別展「武芸 サムライ・アスリート」。アジア競技大会・アジアパラ競技大会が開催される2026年ならではの”江戸時代のアスリート”に注目した展覧会がまもなくスタートします。

■徳川美術館 夏季特別展「武芸 サムライ・アスリート」 開催概要

開催期間
2026年7月25日(土)~9月27日(日)
・前期:7月25日(土)~8月25日(火)
・後期:8月26日(水)~9月27日(日)

時間
10:00~17:00(最終入館は16:30)

会場
徳川美術館、蓬左文庫展示室

休館日
月曜日
※9月21日(月・祝)~9月23日(水・祝)は休まず開館、翌9月24日(木)は休館

料金
一般2,000円、大学生・高校生1,200円、中学生以下無料
※学生は入館時に学生証の提示が必要
※障がい者と付き添い1名、手帳の提示で200円割引

チケットは徳川美術館公式オンラインチケット販売Webサイトでも購入が可能です。

「武芸 サムライ・アスリート」展に行くには

夏季特別展「武芸 サムライ・アスリート」は、名古屋市東区にある徳川美術館にて開催。地下鉄名城線・JR中央線・名鉄瀬戸線・ゆとりーとライン『大曽根』駅から徒歩10分程度。基幹バス2系統や名古屋観光ルートバス「メーグル」の利用も便利です。

この記事は、徳川美術感の公式プレスリリースに基づいて作成しました。

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この記事を書いた人
ナゴヤトコトン編集長

ナゴヤトコトンの発起人兼編集長。名古屋を毎日面白がっているうちに「こうなったらトコトン面白がってやろう!」とノリと勢いだけでWebマガジン「ナゴヤトコトン」を立ち上げた模様。
名古屋と名古屋めしが何よりの栄養源。好きな金鯱は名古屋城の金鯱。

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