
名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」で開催されている特別展「三日月兼光と備前の名刀」の会期延長が決定。当初は2026年5月31日(日)までの開催予定でしたが、会期を2026年6月5日(金)まで延長の上、上杉謙信ゆかりの名刀「三日月兼光」の華麗な倶利伽羅龍が彫られた佩表が再展示されることが発表されました。
上杉謙信ゆかりの名刀「三日月兼光」が今だけ名古屋で見られる!

「三日月兼光」は、南北朝時代に活躍した刀工・兼光によって作られた日本刀。刀身に浮かぶ三日月のような模様から「三日月兼光」の号で呼ばれるようになりました。
特別展「三日月兼光と備前の名刀」では、戦国武将・上杉謙信ゆかりの方として上杉家に伝わり、「上杉家の秘蔵刀」として大切にされてきた「三日月兼光」を展示。会期前半となる3月21日~4月27日は佩表を、後期の4月28~5月31日は佩裏を展示することで、会期を通じて「三日月兼光」の全てを鑑賞できるよう展示されていました。
今回の会期延長では「佩表をもう一度見たい」という多くの声に応え、6月1日~5日にかけて佩表を再展示。後期にのみ特別展へ足を運んだ方にも、「三日月兼光」の全てを見ることができる機会とが設けられました。
特別展「三日月兼光と備前の名刀」には見どころがいっぱい!
特別展「三日月兼光と備前の名刀」では、「三日月兼光」意外にも、備前刀の多彩な名刀をあわせて展示。長船派と刀工・兼光をはじめ、「上杉家御手選三十五腰」、古備前派と一文字派、宇甘派、室町以降の備前刀と、流派ごとの特色をたどりながら鑑賞を楽しめます。
備前国の最大流派「長船派」と「刀工・兼光」
「長船派」は、鎌倉時代中期に備前長船(現在の岡山県瀬戸内市)の地で興った備前国最大の流派。実質的な祖とされるのが光忠であり、長光、景光がその礎を築きます。
本特別展にて展示中の「三日月兼光」の作者・兼光は、景光の子で長船派の4代目にあたる刀工。長船派は華麗な刃文が見どころのひとつです。同ゾーンでは光忠・長光・景光による名刀とともに、兼光による「三日月兼光」などが楽しめます。
上杉家の至宝 「上杉家御手選三十五腰」

特別展「三日月兼光と備前の名刀」では、現在も刀剣界で名高い存在として知られる「上杉家御手選三十五腰」にまつわる名刀も展示。かつて《三日月兼光》を所持した戦国武将・上杉謙信が収集し、その跡を継いだ上杉景勝が選び出した35振りの刀「上杉家御手選三十五腰」に選ばれた可能性がある「太刀 銘 国宗」をはじめとした名刀を鑑賞できます。
名工を数多輩出した「古備前派」と「一文字派」

古くから良質な鉄資源に恵まれた備前国は、多くの刀工が集った日本刀の一大産地として発展。なかでも平安時代後期から鎌倉時代前期にかけて活躍した最も古い流派「古備前派」は、友成や正恒などの名工を輩出しました。
本特別展では友成による「太刀 朱銘 友成(号 はたがみ)」を展示。さらに、古備前派の流れを受けて隆盛した流派「一文字派」の名刀も展示されており、一文字派を象徴する花びらを幾重にも重ねたような絢爛豪華な刃文「重花丁子乱れ」の美しさも間近に鑑賞できます。
京風の雅さが特徴「宇甘派」

今回の特別展には、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて備前国宇甘郷(現在の岡山県岡山市北区御津地域)で活動した流派「宇甘派」の名刀も登場。「宇甘派」の刀には端正な直刃が多く、同時代に活躍し長船派の華やかな刃文との違いを見比べながら楽しめます。
室町以降の備前刀

全国各地に戦乱が広がった室町時代末期には、需要に応えるため数多くの日本刀が制作。この時期に制作された備前の刀は「末備前」と呼ばれ、祐定をはじめ、忠光、勝光といった名工たちが活躍しました。
本特別展では、こうした末備前を代表する刀も数多く展示。3人の刀工による作風の違いにも注目です。
「三日月兼光グッズセット」も販売期間延長

名古屋刀剣博物館併設のミュージアムショップでは、特別展「三日月兼光と備前の名刀」の開催に合わせて製作されたオリジナルのミュージアムグッズを販売中。今回の会期延長に合わせ、「三日月兼光グッズセット」の販売期間も2026年6月5日までに延長されることとなりました。数量限定につき、なくなり次第販売終了とのことなので、早めのゲットがおすすめです。
■名古屋刀剣博物館特別展「三日月兼光と備前の名刀」 三日月兼光グッズセット
内容
・三日月兼光 茎キーホルダー
・トートバッグ
・コットン巾着
・クリアファイル
・クリアしおり(4枚セット)
・ステッカーセット(6枚入)
・特別展「三日月兼光と備前の名刀」公式図録価格
5,500円(税込)
会期が延長されることになった名古屋刀剣は靴武漢特別展「三日月兼光と備前の名刀」。6月1日~5日までの5日間は、華麗な倶利伽羅龍が彫られた名刀「三日月兼光」の佩表を再び楽しむことができます。
名古屋刀剣博物館に行くには
名古屋刀剣博物館は、名古屋駅・栄方面からは市バスC-758系統「若宮」バス停の利用が便利。地下鉄では名城線「矢場町」駅、鶴舞線「大須観音」駅、鶴舞線・東山線「伏見」からいずれも徒歩10~15分で向かうことができます。
この記事は名古屋刀剣博物館の公式プレスリリースに基づいて作成しました。


