
2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」がいよいよスタート。尾張国中村(現在の名古屋市中村区)で生まれ、幼少期を過ごした後の豊臣秀吉・秀長兄弟も早速活躍を見せております。
そこでナゴヤトコトンでは、「豊臣兄弟!」の推し活をしたい人向けのおすすめスポットを大特集・今回は「豊臣兄弟!」の大河ドラマ館も設置される豊國神社・中村公園周辺のおすすめスポットを厳選6選にてご紹介します。
豊國神社・中村公園周辺の”豊臣兄弟”推し活おすすめスポット6選
大鳥居・参道 ~ かつての”世界一の大鳥居”は名古屋西部のシンボル的存在

”豊臣の聖地”ともいえる豊國神社・中村公園の最寄り駅となるのが地下鉄東山線『中村公園』駅。その地上部分にあたる交差点から豊國神社方面へと続く参道にそびえ立つのが「大鳥居」です。
中村区はもちろん、名古屋市西部のシンボル的存在となっている大鳥居は、1921年(大正10年)に中村が名古屋市に編入されたことを記念して、1929年(昭和4年)に建立。高さ24mを超える大鳥居は、完成当時は日本一高さを誇っていました。

な中村公園駅から豊國神社・中村公園方面へと向かう際の最寄り出口は3番出口となりますが、大鳥居をじっくり見るなら「2番出口」から出るのがおすすめ。真正面にそびえる大鳥居の姿をベストポジションで鑑賞できます。
また、大鳥居から豊國神社・中村公園へと続く参道には、豊臣秀吉・秀長兄弟や加藤清正らはじめと地元にゆかりのある武将にまつわる解説ボードが多数設置。豊國神社・中村公園へと向かう道すがらにも武将たちにまつわる話を楽しむことができます。

また、参道では毎月9のつく日(9日・19日・29日)に「九の市」と呼ばれる朝市を開催。朝9時ごろから15時ごろまで開かれる朝市には、野菜や生花、鮮魚、雑貨やスイーツ、パン、ワークショップなどおよそ80店舗が軒を連ね、地元を中心としたお客さんたちで賑わいをみせています。
豊國神社 ~ 豊臣秀吉を祭神として祀る”豊臣”の聖地

大鳥居から続く参道を10分ほど歩いた突き当たりにあるのが中村公園。その公園内に豊臣の聖地の中心地ともいえる「豊國神社」があります。
豊國神社は豊臣秀吉の生誕地である中村の地にて1885年(明治18年)に創建された神社。豊臣秀吉を祭神として祀っており、農民から武将、そして太閤・天下人にまで上り詰めた豊臣秀吉になぞらえて”立身出世のパワースポット”として信仰を集めています。

出世開運の御利益のイメージが強い豊國神社ですが、”努力が報われる”という意味から学業成就の御利益を求めて合格祈願をする方も多いとのこと。また、豪華絢爛で派手好みであった秀吉にちなんで金運上昇・商売繁盛の御利益があるとも言われています。
また、豊國神社は大きな書が掲示されていることでも有名。2026年は大河ドラマにちなんで豊臣秀吉・秀長兄弟の名が列記された素敵な書が掲示されていました。


また、豊國神社は豊臣秀吉が馬印とした「千成瓢箪」になぞらえたものが多いのも特徴。例えば手水舎はひょうたんから水が流れ出てくる珍しいスタイルとなっています。

豊國神社は絵馬もひょうたん形が昔ながらのスタイル。近年は黄金絵馬も登場しています。


中村公園 ~ 幼少期の”豊臣兄弟”にも会える地域の憩いの場

「中村公園」は、豊國神社の周辺一帯を整備して作られている公園。豊國神社を中心に、池や子ども向けの遊び場などが配置され、地域の憩いの場として親しまれています。
豊國神社の南東側には幼少期の豊臣秀吉らの姿を現した群像彫刻「日吉丸となかまたち」が設置。豊臣秀吉以外の4人の子どもたちが誰なのかは明らかにされていませんが、きっと幼き頃の豊臣秀長もいるのだろうと思っています。大河ドラマ館「豊臣ミュージアム」のちょうど目の前にあるので、ぜひ合わせてご覧ください。

また、中村公園内にも随所にひょうたんをモチーフとしたオブジェが設置。「豊太閤生誕地碑」の前には、名古屋駅西から中村公園まで続く散策路「太閤秀吉功路」最終地点を示す金色のひょうたんオブジェが飾られています。

また、中村公園には当時皇太子であった大正天皇も行啓。園の北側に整備された「ほまれの広場」には、大正天皇お手植えの松が高くそびえ立っています。

また、その隣には無類の漢詩好きであった大正天皇が中村公園で詠ぜられた漢詩の碑も設置。豊臣秀吉がこの中村の地で生まれたことに思いを馳せた詩となっています。


また、大正天皇が中村公園へ行啓された際に御休憩された建物は「中村公園記念館」として現存。国の重要文化財として登録されている同記念館は、有料で借りることも可能です。

中村公園にいったらぜひ見ておきたいのが「初代中村勘三郎生誕記念像」。現代まで続く歌舞伎の名跡である中村勘三郎の初代は尾張国中村の地で生まれたと言われており、これを記念した像が平成29年に建立されました。

この他、中村公園は池や散策路が多数整備されており、散歩するのにもピッタリ。せっかく中村公園まで足を運んだら、公園内に残る歴史の足跡をたどりながらぐるりと巡るのがおすすめです。

八幡社 ~ 加藤清正や名古屋城築城とも所縁がある神社

中村公園内にある「八幡社」は豊國神社の摂社。應神天皇を祭神として祀る八幡社は、加藤清正が出陣に際して武運長久を祈願したと言われています。
また、1610年(慶長15年)には、名古屋城天守閣築城に際して八幡社の境内にあった楠の大木を棟木に使ったとという言い伝えが残っているとのこと。その後に植えられた楠が令和の現在でもご神木としてそびえています。

太閤山常泉寺 ~ 豊臣にゆかりが深い豊國神社とならパワースポット

中村公園内にある「太閤山常泉寺」も、豊臣家と非常にゆかりが深いお寺。豊臣秀吉の命を受けた加藤清正が圓住院日誦上人とともに豊臣秀吉生誕の地に創建した日蓮宗の寺院です。堂内には木食興山上人が彫った豊太閤像が御神体として祀られています。

常泉寺の境内にある「豊太閤産湯の井戸」は、豊臣秀吉生誕時に産湯で使われたものと伝えられている井戸。常泉寺の記録によると「当時近郷に類のない清水の溢れる井戸」とされており、この清泉を由来として「常泉寺」の寺号を定めたとのことです。現在は手水舎としても利用されています。

また、境内には豊臣秀吉の銅像が建立。中村公園には「日吉丸」時代の像はありますが、大人の姿の豊臣秀吉像があるのは中村公園界隈では常泉寺のみとなっています。ぜひ一緒に見ておきたいスポットです。

常泉寺では大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放映を記念した特製の御朱印帳も頒布。豊臣秀吉・秀長ゆかりの地の一覧をみると、ついつい全部巡りたくなってしまうかもしれません。

正悦山妙行寺 ~ 加藤清正の生誕地としての伝承が残る由緒正しき寺

常泉寺の南側、中村公園にも隣接する場所にある「正悦山妙行寺」は、豊臣秀吉とともに戦国の世を駆け抜けた加藤清正の生誕地と言われている寺院。名古屋城築城に際して、余材と普請小屋をもらい受け、自らの生誕の地にて先祖両親の菩提をとむらう為に再建したのが始まりとされています。
山門をくぐって左手にある清正公堂には加藤清正の木像が奉安。加藤清正の命日である7月24日ににのみ御開帳されます。

また、境内には生誕350年を記念して昭和35年に建立された加藤清正の銅像も設置。7月24日には「清正公夏祭り」も開催され、様々な催しが行われます。

名古屋市秀吉清正記念館 ~ 入場無料で楽しめる歴史博物館

中村公園の西南側にある「中村公園文化プラザ」も見逃し厳禁のスポット。1階の中村図書館、3階の中村文化小劇場と合わせて、名古屋市博物館の分館である「名古屋市秀吉清正記念館」が2階に設置されています。
「名古屋市秀吉清正記念館」では、織田信長が天下統一へ向かったころから、秀吉の天下統一、そして大坂の陣で豊臣氏が滅亡する頃を、5テーマに分けて紹介。開館時間内であれば、館内は無料で見学することができます。

館内には豊臣秀吉・秀長兄弟や加藤清正にまつわる品もたくさん展示。小さな博物館ですが、見応えは十分です。


また、名古屋市秀吉清正記念館へと登っていく階段のところには、豊臣秀吉が中心に描かれた大きな墨絵も展示。圧巻の作品も見どころの一つです。

名古屋市秀吉清正記念館には、記念スタンプも設置。台紙も用意されており、気軽にスタンプを集めることができます。
ちなみにスタンプは2種類あり、一つは豊臣秀吉の花押をモチーフとしたものなのですが、もう一つは織田信長の「天下布武」印をモチーフとしたものとなっていました。加藤清正がどこかへいってしまっている気がしますが、きっと気にしてはいけません。

名古屋市秀吉清正記念館の開館情報は下記の通りです。
■名古屋市秀吉清正記念館
入館料
無料休館日
毎週月曜日(祝日のときは、その直後の平日)と毎月第4火曜日(祝日を除く)、
館内点検(11月10日から11月25日)
年末年始休館(12月29日から1月3日)開館時間
午前9時30分から午後5時 名古屋市秀吉清正記念館|名古屋市公式ウェブサイト豊臣秀吉、加藤清正の生誕地に建つ歴史博物館。
「豊臣ミュージアム」は2026年1月24日に開館

大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放映に合わせ、「豊臣兄弟! 名古屋中村 大河ドラマ館」などをはじめとした複合施設「豊臣ミュージアム」も中村公園内に間もなく登場。2026年1月24日から2027年1月11日までの期間限定でオープンします。既に建物は完成しており、現在は内装や展示などの準備作業が急ピッチで進められています。
「豊臣ミュージアム」には、有料エリアである「大河ドラマ館」の他、名古屋市の独自展示となる無料エリア「武将も唸る!戦国めし×名なごやめし」も設置。また、ミュージアムショップも無料で入ることができ、名古屋ならではのお土産も多数販売されるとのことです。
■豊臣ミュージアム
設置期間
2026年1月24日(土)~2027年1月11日(月)休館日
原則無休開館時間
午前9時から午後5時(最終入場 午後4時30分)大河ドラマ館 チケット料金
大人(高校生以上) 前売640円、当日800円
子ども(小中学生) 前売り320円、当日400円
未就学児 無料
※各種障害者手帳・受給者証等の所有者と付添人1名まで無料 名古屋市秀吉清正記念館|名古屋市公式ウェブサイト豊臣秀吉、加藤清正の生誕地に建つ歴史博物館。
大河ドラマ館の展示内容やチケット情報をはじめとした「豊臣ミュージアム」の詳細については、公式Webサイトよりご確認下さい。
豊國神社・中村公園界隈に行くには
豊國神社・中村公園界隈に行くには地下鉄東山線「中村公園」駅の利用が便利。「中村公園」駅からは大鳥居をくぐって徒歩10分程度です。
この記事は、各スポットの公式Webサイト及び資料などを参考に、ナゴヤトコトンが独自に取材した内容に基づいてまとめて作成しました。




