
名古屋を中心に活躍する“マンガも描ける落語家”登龍亭獅篭師匠による恒例の個展「登龍亭獅篭展6」が久屋大通・スペースプリズムにて開催中。今年は6回目にちなんで「獅篭録(=しかごろく)」をテーマに笑いと元気をもらえる新作が多数展示されています。
この記事では登龍亭獅篭師匠のインタビューを交えながら「登龍亭獅篭展6」の見どころをご紹介。獅篭師匠の多才さが感じられる作品が目白押しです。

笑いと元気がもらえる一点ものの作品がズラリ!
会場に入ると、今年も新作がいっぱい! 獅篭師匠の“語録”とともに描かれた大小さまざまなイラスト作品が会場を埋め尽くしています。


ほとんどは 一点ものです。 1個しかないから、早めに来てください(笑)
6回目ということで、4・5・6からのシャレで「獅篭録(しかごろく)」です。54年間で感じた人生の教訓を、落語家的視点での語録にしました。こういうものだと感謝とかありがとうとかが多いんですが、落語家なので「いい加減でいいよ」というような部分を書いています。
獅篭師匠の一推しの作品は「また来てね」。獅篭師匠曰く、「やっぱり、芸人だから」とのことでした(笑)

また、今回の「登龍亭獅篭展6」には、獅篭師匠が手がけた3Dプリンター作品も登場。ネコのキャラクター「あいちゃん」と「たまちゃん」が3Dになって登場しています。


ちょっと3Dプリンター始めてみたら、結構色んなものを作れるってんでね。第一回からずっと登場していたメインキャラターのあいちゃんとたまちゃんが初の立体化となりました。かわいくて、ちょっと動いてね。結構人気で、あっという間に数体売れています。
会場内にはなんと獅篭師匠が制作に使っている3Dプリンターも登場! 実際に造形ができるまでの様子を間近で見ることができます。

さらに会場には、獅篭師匠のイラスト&語録入り瀬戸焼のお皿なども登場。くすっと笑える独創的な器の中には、「殻入れ付きの枝豆専用皿」も登場しています。


もうだめだっていうような時に、これを見れば「あ、大丈夫だ」って思えるようなものが色々あります。「慌てるな、どうせ暇な人生だ」という感じのものですね。部屋に飾って頂きたいです。

「登龍亭獅篭展6」に行くには。
「登龍亭獅篭展6」は地下鉄名城線・桜通線『久屋大通駅』から徒歩すぐにあるギャラリー「スペースプリズム」にて6月22日まで開催。WHITE MATESビルの1階の一番奥にあります。
6月13~15日と20~21日には会場で落語会も開催(要予約)。登龍亭獅篭師匠の作品に囲まれながら落語を聞けるのは、年に1度の「獅篭展」だけです!