
3月3日はひなまつり。ひなまつりに欠かせないのがひな人形にひし餅、そして「ひなあられ」ですね。
このひなあられ、名古屋では他の地域とはかなり異なる独自のものが食べられているというのはご存じでしょうか?
そこで、今回は名古屋の「ひなあられ」を大特集! 現在入手できる場所も合わせてご紹介します。
名古屋の独自文化! 令和でも買える「名古屋スタイルのひなあられ」3選
スーパーなどで全国的に販売されている「ひなあられ」といえば「色とりどりの丸いあられ」が一般的。しかし、名古屋では『田舎あられ』と呼ばれる長方形のあられが昔から「ひなあられ」の定番として親しまれてきました。
『田舎あられ』のひなあられでは生地となるもちの中に砂糖が入っており、ほんのりとやさしい甘さが特徴。カリカリサクサクのあられが口の中でほろっとほどけるような食感の面白さも楽しめます。
三重県にも『田舎あられ』と呼ばれるあられがありますが、名古屋のひなあられとして親しまれているものとは別のもの。三重県の『田舎あられ』は生地に砂糖が使われておらず、塩味や醤油味に仕立てられるのが一般的です。また、三重県の『田舎あられ』はお茶漬けにして食べる文化もあります。
名古屋の「ひなあられ」は生産者の減少などによりスーパー等で見かける機会も減ってしまいましたが、現在でも根強い人気があり、一部で販売が続いています。今回は3種類の「ひなあられ」を購入することができました。
ひなあられ(み乃龜)

昭和12年創業の老舗「御嘉季処 み乃龜」は、名古屋を代表するおかき・あられ専門の和菓子店。み乃龜ではひなまつりのシーズンが近づくと昔ながらの名古屋スタイルを貫く「ひなあられ」を販売しています。
「御嘉季処 み乃龜」のひなあられは、名古屋市千種区今池にある本店の他、デパートや大型スーパーにある「み乃龜」の売り場、オンラインショップでも購入可能。今回は名古屋栄三越地下にある「み乃龜」売り場にて見つけました。
立びなあられ(吉松)

「立びなあられ」は、名古屋市西区新道にある株式会社吉松のひなあられ。名古屋スタイルのひなあられの中では粒が小さめで、小さなお子さんでも食べやすい形になっています。
「立びなあられ」は名古屋駅とささしまライブの間の場所にある「マックスバリュ太閤店」にて見つけました。
花あられ(遠州屋/三河本店)

「花あられ」は、名古屋市中村区栄生町の三河屋本店が製造し、名古屋市西区新道にある遠州屋が販売する名古屋スタイルのひなあられ。他の2つと比べると大ぶりで食べ応えがあります。
「花あられ」は、マルエイガレリア1Fにあるスーパー・パントリーにて見つけました。
これも名古屋のひなあられ? 田舎あられ以外の「名古屋のひなあられ」2選
名古屋スタイルのひなあられといえば「田舎あられ」が最もポピュラーですが、それ以外にもひなあられとして親しまれているあられがあります。今回は「田舎あられ」とともに名古屋で親しまれているひなあられを2つご紹介します。
ぽんはぜ 米(遠州屋/坂金製菓)

ポン菓子ともいわれる「ぽんはぜ」は、米に圧力をかけながら炒った後、一気に圧力を開放することで爆ぜさせたお菓子。圧力を開放する際に大きな音が出ることから「バッカン」などとも呼ばれています。
この「ぽんはぜ」もまた、名古屋ではひなまつりのおともとして長年親しまれている味。普段のポン菓子とは異なり、ピンク・緑・黄色などに色づけされたものが入っており、ひなまつりらしさが感じられます。ほんのりと甘く味付けされたぽんはぜの美味しさは、ひなまつりのお祝いにピッタリです。
写真の「ぽんはぜ 米」はマルエイガレリア内にあるスーパーマーケット・パントリーで入手しました。
花あわじ(ハル屋/菓楽)

「花あわじ」は、お花の形がかわいらしいあられ菓子。他のひなあられとは異なり、小麦粉やでん粉を使った生地を揚げて作られており、サクサク感を楽しめるのが特徴です。ほんのりとした甘さに加え、しょうがの風味がなんとも美味しいです。
「花あわじ」はひなまつりのシーズンが近づくと名古屋圏の多くのスーパーの店頭で販売がスタート。名古屋のひなあられの中では比較的手に入りやすい商品です。
名古屋のひなまつりを名古屋のひなあられで彩りませんか?
今回は名古屋のひなまつりを彩る「名古屋スタイルのひなあられ」を3+2選でご紹介しました。どのひなあられも「サクサク・カリカリの食感」と「ほんのりとした素朴な甘さ」が共通項。時期が限られるためあまり目立ちませんが、これも名古屋の伝統的な食文化の一つです。
今回紹介した「名古屋スタイルのひなあられ」は、ほとんどがひなまつりシーズン限定での販売です。食べてみたいという方は、ぜひ早めにゲットしましょう!