正月はえびせんべいで福を呼ぶ、これが令和名古屋のスタンダードです。
2023年12月27日に栄ラシックで開催された「福を呼ぶ。正月えびせん」イベント。名古屋のお土産としておなじみの<ゆかり>を製造販売する坂角総本舗が、縁起のいいえびせんべいをお正月に食べて福を呼んでほしいと開催されました。
長寿、生命力、運気、魔除け、そしてめでたさの象徴である「海老」を原材料のおよそ7割使った<ゆかり>は正月にピッタリな福を呼び込む縁起物。イベント会場ではその縁起パワーを最大限に享受する「正月えびせんの簡単な作法」も紹介。坂角総本舗さんおすすめの「正月えびせん」の作法はこちらです。
正月えびせんは「新年の干支の方角を向く」ところからスタート。2024年の辰年は「東南東」が干支の方角にあたるとのことなので、スマホのコンパスアプリなどで方角を調べても良いですね。ちなみに干支の方角は節分での「恵方」と同じ方角です。
そして食べる時には「大きく目を開き、新年の抱負を『心の中で』唱える」のが大事。飛び出た海老の目玉のように大きくを目を開きながら、新年にやりたいことや目標などの抱負を心の中で念じます。
抱負を心の中で唱えたら、いよいよ<ゆかり>を頂きます。坂角総本舗の<ゆかり>は漢字で書くと「縁」。「1枚丸ごと食べきる」ことで、ご縁を切らさないという願いを込めることができるそうです。一方で、割ってから食べれば「ご縁を開く」という意味となり、こちらも縁起が良いとのお話がありました。
そして最後は海老が背中を反らすように口角をきゅっと持ち上げて笑顔でにっこり。これが坂角総本舗流の「正月えびせん」の作法とのことでした。
坂角総本舗では、一年のしあわせと健康への願いを込めた正月向け干支箱の<ゆかり>も発売中。徳川家康公を祀る名古屋東照宮へ奉納させていただいたお福分けの<ゆかり>を食べれば、新年の運気も急上昇間違いなしです!