
名古屋・栄の松坂屋美術館にて、ファン待望の「『木梨憲武展-TOUCH』SERENDIPITY-意味ある偶然」が本日2026年10月17日(土)よりいよいよ開幕。独自の世界観で人々を魅了し続ける木梨憲武氏による3回目の全国巡回展がいよいよ名古屋にやってきました。
ナゴヤトコトンでは、開幕前日に行われたメディア内覧会にて圧巻の展示が勢揃いした「木梨憲武展」名古屋会場を現地取材!絶対にハズせない注目作品や見どころ、さらにファン必見のグッズ情報まで徹底レポートします。これから足を運ぶ方はぜひお出かけ前の参考にしてください。
「木梨憲武展」来場に当たっての注意事項
松坂屋名古屋店南館は現在大規模工事が行われており、1階~6階までのフロアが閉鎖中となっています。このため、「木梨憲武展」の会場である松坂屋美術館へ向かうには、松坂屋名古屋店南館の地下・1階・3階のいずれかからエレベーターを利用する必要があるためご注意ください。
地下鉄名城線「矢場町」駅から向かう場合には、地下通路経由で松坂屋名古屋店南館に入り、エレベーターでそのまま上がるルートがスムーズです。
「木梨憲武展」名古屋会場の注目作品&見どころを徹底解説!【現地取材レポート】
会場内は原則として撮影OK!

「木梨憲武展」の会場内の作品は基本的に撮影OK。ただし、フラッシュや三脚の使用はできませんのでご注意ください。また、傘の持ち込みや会場内での飲食、携帯電話やスマートフォンの通話などは他の美術展と同様にNGとなっています。
本人が作品について語る「音声ガイド」は必聴!【ナゴヤトコトン一推しポイント】

「木梨憲武展」名古屋会場の入口では音声ガイドをレンタルすることが可能。音声ガイドでは木梨憲武さん本人と、木梨さんと親交のある若槻千夏さんの二人により、”ラジオ番組風”に仕立てられたガイドトークを聞くことができます。
作品を手がけた木梨さん本人による解説は、作品の制作経緯や作品に込めた想い、また作品や展覧会にまつわるちょっとした秘密やエピソードを聞くことが可能。今回の内覧会では音声ガイドを視聴しながら回らせていただきましたが、ガイドを聞きながら作品を見ることで「これはこういうことだったんだ!!」という発見や驚きが満載で、”ノリさんワールド”にぐいぐいと引き込まれました。ノリさんファンの方はもちろん、「木梨憲武展」をめいっぱい楽しみたいという方は「音声ガイド」のレンタルがマストです。
会場に入ったらまずはメッセージボードに注目! 木梨憲武さんと名古屋の関係も必見

会場で最初に出迎えてくれるのが、木梨憲武さん自身によるメッセージボード。木梨さんの写真とメッセージが書かれたボードには、直筆のコメントやメモなども多数書き込まれており、このボード自身が一つの作品としてなっているような印象さえ受けました。

実は木梨憲武さんがアーティストとして初めて個展を開いたのは名古屋。1994年に松坂屋名古屋店の隣にある名古屋PARCOにて「太陽ニコニカ個展」を開催したことで、アーティストとしての木梨憲武さんが知られるようになるきっかけとなりました。そうした名古屋と縁のある木梨憲武さんが手書きしたメッセージの中には、この会場で書かれたのであろうと思われる名古屋に対する想いが伝わってくるようなものも。ぜひ会場でじっくりとボードを見て、メッセージを見つけてみてください。
会場内は”ノリさんワールド”全開!

広々とした会場内には、これまで木梨憲武さんが制作してきた数々の作品がズラリと勢揃い!「FLOWER」「OUCHI」「REACH OUT」「旅」「FRIENDS」などシリーズごとに作品を楽しむことができるようになっています。

また、数々の作品と共に木梨憲武さんを象徴するような様々なアイテムを展示。「とんねるずのノリさん」のファンなら思わずにやっとしてしまうような昔懐かしいアイテムにも注目です。
木梨憲武さん直筆のサインやキャプションも要チェック

「木梨憲武展」の会場内には、木梨さん直筆のサインやちょっとしたメッセージが散りばめられているのも楽しみの一つ。「えっ!?こんなところにも?」と驚くような場所にもサインがありますので、会場で直筆サインを探しながら作品鑑賞を楽しむのもGoodです。

また、今回の取材で驚いたのが一部の作品につけられた「手書きの作品キャプション」。こうした展覧会で手書きのキャプションが使われていたケースは見たことがありませんでしたが、何ともいえない優しさを感じる手書きの字からも、木梨さんの心が伝わってくるようでした。
最後のエリアでは作品に「TOUCH」が可能!

会場内の最後のコーナーでは、今回の全国巡回展のテーマである「TOUCH」にちなみ、木梨さんの作品に直接触れられる「TOUCH OK」のゾーンが登場。実際の作品に触れることで、キャンバスや画材などの質感や、あえて立体的に描かれた作品の魅力を存分に楽しむことができます。

タッチしてもよい作品には「TOUCH OK」のマークがついています。普段はなかなか体験できない芸術作品にタッチして鑑賞するまたとない機会。こちらもぜひ会場で体験してみてください。
ナゴヤトコトンが厳選!じっくりと時間をかけて鑑賞したい注目の作品厳選5選プラス1
会場内にある作品はどれも見応えのあるものばかり。その中でも今回の取材の中で特に圧倒されたおすすめ作品を厳選5選にてご紹介します。
感謝 2013 ~ 木梨憲武さんのアーティストとしての原点が垣間見える作品

最初に注目した作品は「FLOWER」シリーズの一つである「感謝 2013」。会場内で最初に目を引く、大型の作品です。キャンバスではなく、とあるところでもらった”板”の上に描かれた作品は、様々な「感謝」の気持ちを花のブーケとして表現。木梨憲武さんが手がけた多くの作品の原点を垣間見ることができる一作です。
REACH OUT 2018 ~ ”おなじみの文房具”一本で精緻に描かれた”人とのつながり”

「REACH OUT 2018」は、丸いキャンバスにたくさんの「手」が緻密に描かれた作品。「手を差し伸べる」「人と触れ合う」をテーマに「どこまでも長く繋がる手」を描いたこの作品には、人とのつながりを大切にしている木梨さんが日頃から大切にしているメッセージが強く込められています。
「いつも芸能人の方々使っている文房具」を使い、精緻に描かれた作品は、見ているだけでまるで引き込まれていくような印象。音声ガイドでは、この作品に込められた想いはもちろん、これだけの見事な作品を木梨さんがどのように創り上げていったのかについても解説を聞くことができます。
ペルー旅行時に描かれた作品群 ~ 作品を描いたキャンバスにもストーリーがある

「旅」シリーズには、2025年に木梨憲武さん夫妻がペルーへ旅行した際に描いた作品に注目。旅の思い出や旅の途中で浮かんだインスピレーションを、その場で描いて記録と記憶に残していくのが木梨さんの旅の楽しみ方の一つになっています。キャンバス代わりに使われている”紙”にまつわるエピソードを音声ガイドで聞けば、アーティストとしての豊かな感性だけではなく、旅の途上でも人とのつながりを大切にする木梨さんらしさをいっそう楽しめます。
KAWAGUCHIKO – FUJI&UFO 2025 ~ 圧倒的な立体感の秘密に注目

木梨憲武さんが作品のモチーフとして多く用いてきたのが「富士山」。会場では、今回の木梨憲武展に合わせて制作された新作「KAWAGUCHIKO – FUJI&UFO 2025」も展示されています。
この作品は、その名の通り河口湖から見た富士山をモチーフに描かれたもの。キャンバス片や固まってしまった絵の具などを上手に活用することで、絵画の枠を超えた立体感のあるダイナミックな仕上がりに思わず目が釘付けとなってしまいました。
また、本作品のもう一つの注目ポイントが、雲の隅に描かれた「UFO」。さりげなく描かれているUFOですが、実はその裏には奥様である安田成美さんとの作品制作にまつわるエピソードが隠されていました。なぜこのUFOが描かれたのかは、ぜひ音声ガイドにてお聞き下さい。
AI戻し ~ INSPIRATION 2014 / AI TOUCH 2025 ~ 最新技術と感性のハイレベルな融合

もう一つの注目作品は「INSPIRATION 2014」と「AI TOUCH 2025」の組作品。こちらは、木梨憲武さんが過去に手がけた作品をAIにインプットし、それをもとにAIが生み出した新たな作品に木梨憲武さんが手を入れてオリジナルの作品として完成させる「AI戻し」というテーマで制作されています。
現代の最新技術であるAIを活用することで自分の中からは生まれてこない発想を創出しながらも、AIそのままではなく自ら手を加えることでオリジナリティあふれる「自分だけの作品」へと昇華させるのが本作品の実験的な狙い。絵の具の質感や筆のタッチによる凹凸などが加わることで「木梨さんならではのアート作品」に仕上がった「AI TOUCH 2025」、ぜひ元の「INSPIRATION 2014」と比べてみてください。
【プラス1】 最後の”名前がまだ付けられていない”TOUCH OKの作品は”必触”

今回の「木梨憲武展」名古屋会場の中で、群を抜いて最も衝撃を受けたのが写真の作品。まるで木梨憲武さん自身が額縁の中からこちらに来ているかのようにすら感じる、圧倒的なリアリティを持った立体作品です。
こちらの立体作品は”TOUCH OK”となっていますが、実際に手と手を重ね合わせて見ると、その質感や食感がリアルな手そのままでびっくり!思わず「うわっ!」と言って手を離してしまったほどのリアル感にただただ驚きでした。
この立体作品は、今回の「木梨憲武展」全国巡回展にて新登場。記事執筆のために作品名を確認したところ、こちらに限っては”まだ名前がついてない”とのことでした。会場に足を運んだら、ぜひこの作品にタッチして、そのリアル感を体感してみてください。
会場出口のサイン&メッセージも必見!

最後に注目してほしいのが、会場出口にある”お見送りの作品”。チンパンジーと一体化した木梨憲武さんの写真の上には、木梨さん自身による来場者へのメッセージとサインが書かれています。どんなメッセージが書かれているかは会場でのお楽しみ。「書き立てほやほや」のメッセージも最後までお見逃し無く。
物販コーナーの公式グッズも要チェック!ナゴヤトコトンの一推しは”エプロン”!

会場を出たところには、ミュージアムショップに相当する物販ゾーンが登場。会場内に展示されている様々な作品をモチーフとした限定オリジナルアイテムがズラリとラインナップされています。

物販ゾーンで発売されているグッズは、今回の「木梨憲武展」の会場でしか手に入らない者ばかり。作品とともに木梨憲武さんのメッセージが楽しめる「日めくりカレンダー」や作品をモチーフとした「ぬいぐるみ」が特に人気とのことでした。

また、自宅でも木梨憲武さんの作品を楽しみたいという方に向けて、直筆サイン&シリアルナンバー入りの複製画も発売。相応なお値段はしますが、それだけの価値を十分に感じられるアイテムです。複製画は各作品100枚限定での発売となります。
ナゴヤトコトン最注目は”感謝”の「エプロン」

バリエーション豊かなオリジナルグッズが展開されている中で、ナゴヤトコトンが最も注目したアイテムが「エプロン」。会場でも展示されている「感謝 2013」の花束がポケットにすっぽり収まった、実用性とおしゃれを兼ね備えたアイテムです。しっかりした厚手の素材なのでキッチンだけでなく、ガーデニングなど幅広いシーンで利用することが可能。このエプロンを身につけて絵画制作に取り組めば、木梨憲武さんの独創的なセンスやインスピレーションを受け取ることができるかもしれません。
”ノリさんワールド”全開の「木梨憲武展」は見どころが盛りだくさん!

今回は、本日2026年10月17日(土)より開催される「『木梨憲武展-TOUCH』SERENDIPITY-意味ある偶」名古屋会場の注目作品と見どころを、前日に行われたメディア向け内覧会での現地取材に基づいてレポート形式でお届けしました。会場内は、どこを見ても”ノリさんワールド”全開が全開!独創的なセンスから生み出される作品の数々は、人とのつながりを大切にする木梨さんらしい優しさを感じさせるものばかりでした。
ちなみに筆者が個人的に注目したのが、展示終盤のインスタレーション。バイクやタペストリーなどに無数に書かれた直筆の”落書き”の一つ一つから、まるで木梨憲武さんの息づかいが伝わってくるような印象さえ受けました。木梨憲武さんファンの方はもちろん、「今年はちょっと”芸術の秋”を楽しんで見ようかな~」と思っている方にもおすすめの展覧会。音声ガイドを聞きながら会場を回れば、あっというまに”ノリさんワールド”に引き込まれることでしょう。
「『木梨憲武展-TOUCH』SERENDIPITY-意味ある偶然」は当日券が好評発売中です。
■『木梨憲武展-TOUCH』SERENDIPITY-意味ある偶然 開催概要
会期
2026年10月17日(土)~11月23日(月・祝) ※会期中無休時間
10:00~18:00 ※入館は17:30まで会場
松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館 7階)
地下鉄名城線「矢場町」駅より地下通路経由にて直結当日券(会期中発売)
一般1800円、中高生1200円、小学生800円購入方法、優待、各種割引などの詳細は木梨憲武展公式Webサイトにてご確認ください。
「『木梨憲武展-TOUCH』SERENDIPITY-意味ある偶然」に行くには
「『木梨憲武展-TOUCH』SERENDIPITY-意味ある偶然」名古屋会場は、2026年10月17日(土)~11月23日(月・祝)まで松坂屋名古屋店 南館7階にある松坂屋美術館にて開催。地下鉄名城線「矢場町」駅からは地下通路経由で直結。地下鉄東山線・名城線「栄」駅、名鉄瀬戸線「栄町」駅からも徒歩圏内です。
この記事は「『木梨憲武展-TOUCH』SERENDIPITY-意味ある偶然」名古屋会場にて2026年10月16日に開催されたメディア向け内覧会での取材内容をもとに、編集部が独自に作成しました。貴重な取材機会を賜りましてありがとうございました。
【作品著作権表示】 ©NORITAKE KINASHI



