これからの本屋は“顔パス”でいつでも本が買えるようになります。
名古屋・東海エリアをを中心に70店以上の書店を展開する株式会社三洋堂書店が、豊田市本新町の国道153 号線沿いにあるスマ本屋三洋堂本新店にて「スマート無人営業」をスタートすると発表。日本国内の書店では初めてとなる「事前登録不要の顔認証による入店システム」を採用し、24時間いつでも本を買うことができるようになります。
スマ本屋三洋堂本新店にて「スマート無人営業」が行われるのは終了時間である21時から翌朝10時まで。無人営業時間は店舗前に設置された専用の入店システムで顔認証を受けると扉が解錠され店内に入れるようになります。顔認証には事前登録やアプリなどは不要とのことですが、家族連れや友人同士など複数名で来店した場合にも一人ずつ顔認証を受けての入場となります。
スマート無人営業時間中はセルフレジでのお買い物が可能。現金の他、dポイント、Pontaポイント、一部のバーコード決済での支払に対応しています(クレジットカード、図書カード、クーポン・チケットでの支払には非対応とのことです)。
また、ネットで注文した本を店頭で受け取れる「スマ受取BOX」での本の受取も可能。こちらもセルフレジでお会計ができます。
かつては深夜営業や24時間営業をしていた書店も多かったのですが、コロナ禍をきっかけとして営業時間が短縮される傾向が続いていました。とはいえ「夜の本屋さん」って本当に楽しかったんですよね。編集長自身も本好きなのですが、夜深い時間の本屋さんに漂う独特の雰囲気にいつもカバンを重く、そしてお財布の中身を軽くしていました。
今回三洋堂書店が始める「スマート無人営業」は、以前のような「ワクワク・ドキドキがあふれて24時間いつでも訪れることができる本屋さん」に新しい形でチャレンジするもの時間を気にせず新しい「ほんとのであい」を楽しめるのも本好きとしてはたまりません。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3058/tdnet/2400963/00.pdf