
近鉄の新型一般車両「1A系」が2026年1月15日(金)より名古屋線、山田線、鳥羽線および大阪線で運行を開始。近鉄名古屋線では28年ぶりの導入となる新型一般車両がいよいよ出発します。
新型一般車両「1A系」には、名古屋~伊勢~大阪方面と長距離を結ぶ近鉄の車両ならでは工夫がいっぱい。この記事では近鉄の新型一般車両「1A系」の特徴を詳しく解説します。
近鉄名古屋線では28年ぶりに登場する新型一般車両「1A系」
新型一般車両「1A系」は特急以外の急行・準急・普通列車として運行される列車。”近鉄マルーン”とも呼ばれる赤系の色から一新して青色と白色のツートンカラーが採用され、近鉄らしさを継承しながらも新しい近鉄のイメージを表したデザインとなりました。
令和に誕生した「1A系」は、現代の車両に求められる最新設備も充実。長時間の乗車でも快適に過ごせる工夫が随所に凝らされています。
バリアフリー対応の多目的トイレを車両内に設置

「1A系」では、車両内にバリアフリー対応の多目的トイレを設置。広々とした空間で、車椅子の方や介助が必要な方でも安心して利用することができます。また、多目的トイレにはおむつ交換台も設置されており、赤ちゃん連れでの電車旅の際にも大助かりです。
ベビーカー・大型荷物対応スペース「やさしば」を導入

「1A系」には、ベビーカーやキャリーバック・スーツケースなどの大型荷物がある場合にも周囲に気兼ねなく着席して利用可能な「やさしば」も導入。「やさしば」にはキャリーバックやスーツケースなどのキャスターのひとつを引っかけて荷物を動きにくくするストッパーが設置されており、電車などが揺れた際にも転がりにくい工夫が施されています。
「やさしば」は車両中央の乗降扉付近に1両あたり2カ所設置されるとのこと。ベビーカーや大型荷物がある方をはじめ、全ての乗客が利用可能となっています。
バリアフリーにも対応 車椅子スペースも各車両に1ヶ所設置

「1A系」では、車椅子などでも乗降しやすいよう、従来車両よりも出入口の高さを下げてホームとの段差を低減。また、車椅子スペース(フリースペース)も各車両に1ヶ所設置されます。
ロングシート・クロスシートを切り換え可能な「L/Cシート」を採用
車内の座席は、利用状況に応じてロングシートとクロスシートを切り換えることができるL/Cシートを採用。1両のなかでロングシートとクロスシートを混在して配置することも可能となっています。
また、扉付近の乗客とシートに着席している乗客が互いに気を遣うことがないよう、シート端に大型の仕切を設置。深紫外線LEDにより車内空気の除菌を行う装置や、車内の安全を確認できる車内防犯カメラも設置されます。
令和の時代の要請に対応した近鉄の新型一般車両「1A系」。新しい時代の近鉄を支える一般車両として、間もなく出発進行です。
この記事は、近鉄の公式プレスリリースに基づいて作成しました。



