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徳川美術館で注目の企画「お能、はじめまして。」「現代クリエイターとの遭遇」が2026年6月25日より同時開催 数年に一度しか展示されない貴重な所蔵品も登場【大曽根】

尾張徳川家に伝わる数々の品を中心に、国宝・重要文化財も多数所蔵する名古屋屈指の美術館「徳川美術館」では、この夏に2つの注目の企画が同時開催。日本の伝統的な舞台芸術である”能”の世界を展示品やイラストを通じて分かりやすく解説する企画展「お能、はじめまして。」と、開局55周年記念番組「ムジナバケール」と連動した共同企画展示「現代クリエイターとの遭遇」が、いずれも2026年6月25日よりスタートします。

この記事では、徳川美術館の所蔵品の新たな一面に触れられる「お能、はじめまして。」「現代クリエイターとの遭遇」の見どころをお伝えします。

能が紡ぐ幽玄の世界へ誘う企画展「お能、はじめまして。」

企画展「お能、はじめまして。」は、「お能」の世界に最初の一歩を踏み出すための企画展。2026年6月25日(木)~7月20日(月・祝)にわたり、徳川美術館にて開催されます。

「お能」は、600年以上にわたり受け継がれてきた日本の伝統的な舞台芸術。「謡(うたい)」と呼ばれるセリフやメロディーと「舞」によって物語が展開する、幽玄の世界が魅力です。

本企画展は「お能」をまったく知らない方にこそ楽しんで欲しいと企画。お能をまったく知らない方にも魅力を身近が感じらえるよう、能面や装束などの見どころがイラストなどを交えてわかりやすく紹介されています。

【見どころ1】欠かせない道具「面(おもて)」

(左)能面 小面 伝是閑吉満作 桃山~江戸 16~17世紀 徳川美術館蔵
(中)能面 般若 焼印 「天下一是閑」朱漆花押 是閑吉満作 桃山~江戸時代 16~17世紀  徳川美術館蔵
(右)能面 白式尉 伝元休満総作 江戸時代 18世紀 徳川美術館蔵

能楽師が演じる際に神や鬼、霊、女性、老人などを表現するために用いられるのが「面(おもて)」です。能楽師は単に役を演じるのではなく、「面」をつけてその存在を身に宿すという考え方のもとで舞台に立つとのこと。若い男性の役などは「直面(ひためん)」といって面をつけずに演じますが、直面もまた役としての「面」であり、素顔そのものを見せているわけではないそうです。

舞台上で圧倒的な存在感を放つ面には、役柄にふさわしい表現を生み出すためのさまざまな技巧が凝らされており、その美しさは美術工芸品としても高く評価。同展でも、徳川美術館所蔵の「面」が多数展示されます。

【見どころ2】一目で役柄を示す「装束」

(左)大きな袖が優雅な「長絹」/黄地枝垂桜に尾長鳥文金襴長絹 江戸時代 17~18世紀 徳川美術館蔵
(右)紅色の入った唐織は若い女性の役に用いる/紅・白段簾に花の丸文唐織 江戸時代 18世紀 徳川美術館蔵

能において、「面」とともに役柄を表現するのが「能装束」。豪華な織物は鬼神や高貴な人物、質素な色合いは僧や老人を表すなど、文様や配色、形、素材の異なる能装束を組み合わせることで役柄が表現されます。

代表的な能装束である「唐織(からおり)」は、色鮮やかな糸で草花文様を織り出した女性用の装束。美しく舞う女性や天人には大きな袖が優雅に翻る「長絹(ちょうけん)」を、雄々しい鬼神や武士には力強い文様の「狩衣(かりぎぬ)」や「法被(はっぴ)」を合わせるなど、役柄に応じてさまざまな能装束が用いられます。同展でも徳川美術館が所蔵する装束を間近で鑑賞することができます。

【見どころ3】能の調べをつくる「四拍子(しびょうし)」

(左上)能管 江戸時代 17~18世紀 徳川美術館蔵
(右上)夕顔蒔絵小鼓 黒漆銘 弥左衛門(花押) 江戸時代 18世紀  徳川美術館蔵
(左下)葡萄蒔絵大鼓 江戸時代 18~19世紀 徳川美術館蔵
(右下)若松・鶴蒔絵太鼓 江戸時代 19世紀 徳川美術館蔵

能において、音楽的要素を担っているのが「謡(うたい)」と「囃子(はやし)」。囃子は笛・小鼓(こつづみ)・大鼓(おおつづみ)・太鼓の四つの楽器で構成され、「四拍子」と呼ばれます。

「囃子」は、伴奏だけでなく、場面の効果音としての役割も担っており、甲高く響く笛の音、鼓や太鼓の力強い響き、そして奏者たちの掛け声が一体となって、能ならではの幽玄な世界をつくり出します。

会場では徳川美術館所蔵の「四拍子」とともに、動画を用意。実際の音色と併せて楽しめます。

6月28日には能楽師を招いての記念講座も開催

2026年6月28日(日)には、記念講座「お能、はじめまして。入門編」を開催。「シテ方宝生流」の能楽師として活躍する辰巳満次郎氏を講師に招き、企画展に合わせてお能の世界に触れられるとともにに、舞台で実際に使用しているお道具の紹介や、実演を楽しむことがでいます。

■徳川美術館 企画展「お能、はじめまして。」 開催概要

会期
2026年6月25日(木)~7月20日(月・祝) 
※月曜日は休館、7月20日は祝日のため開館

開館時間
10:00~17:00(最終入館は16:30)

会場
徳川美術館、蓬左文庫展示室

料金
一般2,000円、大学生・高校生1,200円、中学生以下無料
(常設展も同時観覧可能、7月12日までは「現代クリエイターとの遭遇」も同時観覧可能)

国宝・重要文化財が現代アートに!徳川美術館×中京テレビ 共同企画展示「現代クリエイターとの遭遇」

2026年6月25日(木)~7月12日(日)には中京テレビの開局55周年記念番組「ムジナバケール」と徳川美術館による共同企画展示「現代クリエイターとの遭遇」も同時開催されます。

徳川美術館のお宝が、日本画、和菓子、スカジャン、ロボット、アニメに変身!

「ムジナバケール」は、徳川美術館に所蔵される国宝や重要文化財を含む美術品を元に、現代クリエイターが新たな作品を創作していく教養バラエティー番組。番組内では多様なジャンルの現代クリエイターが、美しい美術品をクリエイターならではの視点で解釈し、次々と新たな作品を生み出してきました。

今回の共同企画展示では、古の美術品が、絨毯や、立体切り絵や、スイーツデコや、音楽や、AR映像などに変身して展示。美術品に詳しくなくても、子どもから大人まで楽しめるイベントになっております。

過去に番組で紹介された作品は、TVerにて視聴可能。事前に予習するのもおすすめです。

https://tver.jp/episodes/ep5jsdpo47

国宝・重要文化財など、16点の美術品が一堂に!

今回の共同企画展示では、厳選に厳選を重ねた16点の美術品も展示。数年に一度しか展示されない貴重な所蔵品も登場します。※一部の作品は、パネルでの展示になります。

安田章大さん&バケール君による音声ガイドも登場!

オリジナル音声ガイド(1,100円・税込) ※イヤホンの持参が必要

現代クリエイターとの遭遇」には、レギュラー番組のMCを務めた、SUPER EIGHT安田章大と、公式キャラクター「バケール君(CV:ドランクドラゴン塚地武雅)」が、楽しい掛け合いで美術品とアート作品を紹介する音声ガイドも登場。番組に出演しているような気分で作品を鑑賞できます。

会場限定のフォトスポット&バケール君グッズにも注目!

会場内には番組のセットを再現したフォトスポットも設置。番組ゲストになった気分で写真撮影を楽しめます。

また、会場では「バケール君グッズ」も販売。名古屋、東京、神戸の3会場で行われた巡回展でも人気を集めたグッズが登場します。会場では無料でもらえる入場特典も用意されるとのこと。古の名品と現代のクリエイターが出会って生まれた素敵な作品が見られる「現代クリエイターとの遭遇」。貴重な機会をお見逃しなく。

■徳川美術館 × 中京テレビ 共同企画展示「現代クリエイターとの遭遇」 開催概要

会期
2026年6月25日(木)~ 2026年7月12日(日)
※月曜日は休館

開館時間
10:00~17:00(最終入館は16:30)

会場
徳川美術館

料金
徳川美術館入館料金に含む
(常設展、企画展「お能はじめまして。」との同時観覧可能)

企画展「お能、はじめまして。」と徳川美術館×中京テレビ 共同企画展示「現代クリエイターとの遭遇」は会期中であれば1枚のチケットで同時に観覧可能です。前売券は公式オンラインチケットサイトにて好評発売中。時代を超えた貴重な美術の世界に触れられるまたとない機会、お見逃しなく。

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徳川美術館に行くには

企画展「お能、はじめまして。」、徳川美術館×中京テレビ 共同企画展示「現代クリエイターとの遭遇」は、名古屋市東区にある徳川美術館にて開催。地下鉄名城線・JR中央線・名鉄瀬戸線・ゆとりーとライン『大曽根』駅から徒歩10分程度。基幹バス2系統や名古屋観光ルートバス「メーグル」の利用も便利です。

この記事は、徳川美術館及び中京テレビ放送株式会社の公式プレスリリースの内容を、ナゴヤトコトンが独自にまとめて作成しました。

・企画展「お能、はじめまして。」名古屋の徳川美術館で開催(徳川美術館)
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000126379.html

・国宝・重要文化財が現代アートに!徳川美術館 × 中京テレビ「現代クリエイターとの遭遇」6月25日~7月12日に開催(中京テレビ放送株式会社)
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000380.000039863.html

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この記事を書いた人
ナゴヤトコトン編集長

ナゴヤトコトンの発起人兼編集長。名古屋を毎日面白がっているうちに「こうなったらトコトン面白がってやろう!」とノリと勢いだけでWebマガジン「ナゴヤトコトン」を立ち上げた模様。
名古屋と名古屋めしが何よりの栄養源。好きな金鯱は名古屋城の金鯱。

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