ナゴヤトレポート

無印良品から「小倉トースト風バウム」が登場!栄マルエイガレリアにて先行試食会が開催【レポート/独自取材】

無印良品では、「小倉トースト風バウム」など3種類のラインナップによる新企画商品「みんなでつくるバウム」を2月26日より期間限定で発売。無印良品のスタッフとファンが共同で作り上げた新たな商品の発売を前に、名古屋栄・マルエイガレリアにある「無印良品 マルエイガレリア」にて先行試食会が開催されました。

先行試食会は第2部が満席となるほど大盛況!

今回は「みんなでつくるバウム」先行試食会・名古屋会場の様子をナゴヤトコトンが現地取材。その模様をレポートにてお届けします。

全国投票で1位に選ばれた「小倉トースト風バウム」が商品化!

今回発売される「みんなでつくるバウム」は、無印良品では初めてとなる“共創開発商品”。全国の無印良品店舗スタッフが考案した約250種類の「食べてみたいバウム」のアイデアの中から「地域で愛される食」をテーマに選ばれた8種類のバウムが選ばれ、商品化に向けてインターネット上で投票が行われました。

無印良品の企画としては過去最多となる75000票以上も集まったインターネット投票の中、東海地方代表として登場した「小倉トースト風バウム」が見事人気1位を獲得!第2位に選ばれた東北地方の「ずんだあんのドームバウム(宮城県)」、第3位に選ばれた四国地方の「不揃い塩パン風バウム(愛媛県)」とともに今回商品化が実現し、発売されることとなりました。

小倉トースト風バウムのおいしさに“小倉トースト委員長”も太鼓判!

2月14日に栄・マルエイガレリアで行われた先行試食会には、今回の「みんなでつくるバウム」の企画や商品開発を担当した株式会社良品計画 食品部菓子担当 服部真知さんと同社食品部マーケティング担当 建石帆乃香さんが登壇。さらに、名古屋にて小倉トースト普及委員会の委員長として日頃から小倉トーストの普及活動を行っている高野仁美さんもゲストとして登場しました。

株式会社良品計画 食品部マーケティング担当 建石帆乃香さん(左)、 同菓子担当 服部真知さん(右)、小倉トースト普及委員会 委員長 高野仁美さん(中央)

「小倉トースト風バウム」は国産小豆を使用したこしあんペーストを2層サンドして焼き上げられていることが特徴。商品開発を担当した服部さんによると、あんこの風味を強調するためにこしあんペーストの粘度を調整した上で、生地が崩れる限界まで巻き込んだ『限界巻き』仕様になっているとのことです。また、あんこの風味だけではなく、トーストやバターの風味にもこだわり、小倉トーストの“トースト”もしっかり感じられる仕上がりとなっています。

2層のあんこを「限界巻き」で仕上げた小倉トースト風バウム

また、無印商品で現在発売されている”不揃いバウム”シリーズはスティック状であるのに対し、今回の小倉トースト風バウムはリング状に成型。社内応募されたアイデアをもとに無印良品のスタッフが描いたイラストのイメージを尊重し、無印良品では久しぶりとなるリング状のバウムクーヘンとして商品化されました。

インターネット投票を募集した際に描かれたイラストはパッケージにも掲載 パッケージにイラストが掲載されるのも無印良品では初の試み

「小倉トースト風バウム」の味わいは「これはあんこ入りバウムではなく、“小倉トースト”です!」と小倉トースト普及委員会委員長の高野さんも太鼓判! バターや焦げの風味など“トースト”らしさが表現されており、後味にも限界巻きで入ったあんこをしっかりと感じられると満面の笑顔を見せていました。

「コーヒーと一緒に頂いて、モーニングにしても良さそう」と小倉トースト普及委員長も太鼓判でした

2月26日より全国の無印良品&オンラインストアにて発売

今回の選考試食会では、「小倉トースト風バウム」とともに発売される「ずんだあんのドームバウム」「不揃い 塩パン風バウム」の試食も行われました。

「ずんだあんのドームバウム」は、スタッフから提案されたアイデアである「ずんだ生クリーム大福」にできる限り寄り添う形となるようドーム型に焼き上げ。さらにずんだペーストに生クリームを加えて仕上げるなど、形も味も大福感が感じられる仕上がりとなっています。

また、「不揃い 塩パン風バウム」は、発酵バターや岩塩とともに焙焼した小麦粉を生地に加えることで、バウムクーヘンでありながらパンのような風味が感じられる仕上がりに。さらに、そのまま塩をのせてしまうと生地の水分で塩が溶けてしまうところを、塩味の効いたアイシングを乗せる工夫で乗り切り、愛媛・八幡浜で誕生した塩パンを彷彿とさせるおいしさを実現しています。

「みんなでつくるバウム」から生まれた「小倉トースト風バウム」「ずんだあんのドームバウム」「不揃い 塩パン風バウム」は、2月26日より全国の無印良品およびオンラインストアにて期間限定で発売。また5月下旬からは、投票数で4位となった「ハスカップバウム」(北海道)、5位となった「不揃い みたらし団子風バウム」(京都府)の発売も予定しているとのことです。

今回の企画を担当した建石さんによると、「みんなでつくるバウム」は企画段階から商品化の実現まで1年半もの時間がかかっているとのこと。アイデアを提案した無印良品のスタッフの皆さんや各地域で暮らすお客さんたちにも納得してもらえるようなものとしつつ、25年以上にわたり愛されてきた無印良品のバウムクーヘンがこれからもいっそう愛着を持ってもらえるよう育ってほしいとの思いを込めて、企画・開発が進められたそうです。

“小倉トースト委員長”も太鼓判を押す「小倉トースト風バウム」、名古屋人なら見逃し厳禁です!

みんなでつくるバウム|無印良品
【販売開始】皆様の投票で選ばれたバウムクーヘンが商品になりました。日本各地の名産品からアイデアを得て生まれたユニークなバウムたちをご賞味ください。
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この記事を書いた人
ナゴヤトコトン編集長

ナゴヤトコトンの発起人兼編集長。名古屋を毎日面白がっているうちに「こうなったらトコトン面白がってやろう!」とノリと勢いだけでWebマガジン「ナゴヤトコトン」を立ち上げた模様。
名古屋と名古屋めしが何よりの栄養源。好きな金鯱は名古屋城の金鯱。

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