編集長
世界に一つだけの素敵な缶が作れます
あま市七宝焼アートヴィレッジでは、創業118年の歴史を持つ老舗缶メーカー・側島製罐株式会社とのコラボーレションによる新たなワークショッププログラムをスタート。尾張地方に伝わる七宝焼の文化・伝統を受け継ぐ新しい取り組みが始まりました。
尾張七宝の技法を学びながら「世界で一つだけの缶」を製作可能
七宝焼は、金属にガラスの釉薬を乗せて焼き上げる技法・工芸品のこと。尾張では江戸末期頃より盛んとなり、現在のあま市の一部となっている旧七宝町の名の由来にもなっています。
その美しさと独自性が高く評価されている”尾張七宝”の伝統を受け継ぐためにスタートしたのが、地元コラボによる新しいワークショップ。くぼみをつけた専用の缶に七宝焼を施した銅板をはめ込むという新しいスタイルで、七宝焼の美しい作品と缶との融合を実現しました。
従来からブローチやペンダントなどのアクセサリー製作体験ができるワークショップはあったものの、普段使いしやすい入れ物(容器)を作ることができるワークショップは初めてとのこと。地元コラボレーションから、七宝焼の新たな可能性を秘めた「世界に一つだけの宝箱缶」が作れるようになりました。
七宝焼ワークショップ(体験教室)の詳細はあま市七宝焼アートヴィレッジまでお問い合わせください。七宝焼きの伝統や技法を学べる展示ゾーンも楽しめます。
あま市七宝焼アートヴィレッジ
「あま市七宝焼アートヴィレッジ」に行くには
「あま市七宝焼アートヴィレッジ」はあま市七宝町に設置。公共交通機関では名鉄津島線『木田』駅または『甚目寺』駅からあま市巡回バスが出ています(曜日限定につきご注意ください)。
【伝統工芸×100年企業のコラボ】老舗缶メーカーが七宝焼と挑む伝統産業の未来を切り拓く挑戦
側島製罐株式会社のプレスリリース(2024年9月3日 10時00分)【伝統工芸×100年企業のコラボ】老舗缶メーカーが七宝焼と挑む伝統産業の未来を切り拓く挑戦