ナゴヤトレポート

スガキヤ初のたこ焼き専門店「たこ寿」がグランドオープン! オープン初日に行ったら美味しさのヒミツを次々発見しました!!【鈴鹿・白子】

スガキヤ初のたこ焼き専門店「たこ寿」が鈴鹿・白子にグランドオープン!
編集長
編集長

スガキヤだしが味の決め手! グランドオープン初日の最速実食レポをお届けします

以前のナゴヤトトピックでもご紹介したとおり、スガキヤのたこ焼き専門店「たこ寿」が近鉄白子駅すぐ近くの「そよら鈴鹿白子」内にグランドオープン。名古屋人が愛してやまないスガキヤ初のたこ焼き専門店となれば、“名古屋をトコトン面白がる”ナゴヤトコトンとしては見逃すわけにはいきません。

ということで、ナゴヤトコトンはグランドオープン初日となる3月28日に早速現地を訪問。スガキヤ初のたこ焼きの味わいを実食で確かめてきました。

現地は大・大・大行列!!

「たこ寿」がオープンしたのは近鉄白子駅から徒歩3分程度の場所にあるイオン系列の新商業施設「そよら鈴鹿白子」。施設の外にあるエスカレーターを登った2階すぐの場所にお店がありました。分かりやすくて助かりますね(笑)

入口にはおなじみのスーちゃんがかわいいスガキヤロゴとともに「たこ寿」の新しいロゴが掲出

今回新たにオープンした「たこ寿」は「スガキヤそよらスズカ白子店」との共同店舗。フードコートの店舗の一つという形ではなく、「スガキヤ」と「たこ寿」のみが施設内の一角に出店するスタイルとなっています。どことなく「昔のスーパーにあったスガキヤ」を彷彿とさせる雰囲気がありますね。

スガキヤとたこ寿が一体となった新店舗。注文やお会計はそれぞれに行います。

地元の方の話によると3月25日からの「そよら鈴鹿白子」プレオープンに合わせて営業が始まっていたとのこと。それでも、グランドオープン当日となる3月28日に現地を訪れると驚くほどの長蛇の列ができていました。店内ではテレビ局の取材も入っており、スガキヤの社員さんのお話によると名古屋エリアのテレビ局が3局も取材に訪れていたとのこと。注目の高さがうかがえます。

オープン初日とのことで、等身大(以上?)スーちゃんも登場! めったに出会えない超レアスーちゃんと会えたのはラッキーでした!

たこ焼きメニューは全5種類 「焼き方」にも味の秘密あり!?

「たこ寿」のたこ焼きは全部で5種類。スガキヤ一番推しの「甘辛どろしょうゆ」に、素焼きそのままで提供される「そのまんま」、さわやかな甘めのソースが美味しい「甘口ソース」、たっぷりの青ネギと白醤油を使った「ねぎ醤油」、とろけるチーズに明太マヨを合わせた「明太マヨチーズ」の5つの味わいを楽しめます。お値段も8個480円~630円なので、1個当たりに換算すれば60円~80円弱。たこ焼き専門店でもありがたいスガキヤプライスです。

5種類の味を楽しめる「たこ寿」 どれを頼もうか迷いますね……

長蛇の列になっていたこともあり、焼き場は常時フル回転状態。3人がかりで次から次へとたこ焼きを焼き上げていました。

全ての焼き台をフル回転して次々とたこ焼きを焼いていました

秘伝のスガキヤ出汁」が味の決め手となっている「たこ寿」のたこ焼きですが、焼き場を観察しているとそれ以外にも美味しさの秘密をいくつか発見しました。

1つ目はたこ焼きの生地に入れる具材。たことともに入ったのは大量の天かすとほどほどの刻みネギとなっており、名古屋のたこ焼きによく入っているキャベツは入っていませんでした。キャベツ入りたこ焼きに慣れ親しんでいるナゴヤト編集長としては、これが美味しさにどう影響しているのか大変気になるところです。

2つ目に気づいたのが焼き上げ時の工夫。たこ焼きを丸めて焼き上がる直前にボトルから透明の液体を鉄板にシャーッとかけていました。見た雰囲気ではかけていたのはサラダ油系の植物油。仕上げに油をかけることで、表面をいっそうカリッと仕上げることができると思われます。良く見ると上の写真でもそれっぽいボトルが映っていますね。

そして最後の工夫もまた、上の写真にヒントに。みなさん、コレに気づいていましたか?

実はこれは遠隔測定が可能な赤外線方式の温度計。なんと「たこ寿」では、生地を流し入れる前にこの温度計で鉄板の温度を測り、高すぎず低すぎない最適の温度でたこ焼きを焼いていました。数値化して温度を管理することで職人さんでなくても安定して美味しいたこ焼きを焼けるというわけですね。長年ラーメン&甘味の店として他店舗展開してきたスガキヤさんならでは美味しさを生み出すヒミツを発見しました。

(2時間待って)いざ実食! 

美味しさのヒミツを垣間見たところで、いよいよ私も行列の最後尾へ。ワクワクしながら順番を待ちます。

全部食べ比べしたいところですが、オープン初日と言うことでこの日は「お一人様3舟まで」の販売制限。ということで、並んでいる間に悩みに悩んだ結果、今回は「そのまんま」「甘辛どろしょうゆ」「明太マヨチーズ」の3つをセレクトしました。

左から「そのまんま味」「甘辛どろしょうゆ味」「明太マヨチーズ味」 

なお、行列に並んでから商品が出来上がるかかった時間は2時間超え。こんなに待ってたこ焼きを買ったのは人生で初めてです(笑)

閑話休題、アツアツのうちに早速実食です!

たこ焼きそのものの美味しさが抜群な「そのまんま」

「そのまんま」1舟8個入り 税込480円

最初に頂いたのは「そのまんま」味。名古屋のたこ焼きにはよくある素焼きそのままのたこ焼きです。名古屋では小玉のたこ焼きが多いのですが、「たこ寿」のたこ焼きは名古屋のたこ焼きに比べるとやや大きめ。いわゆる標準サイズのたこ焼きですね。

シンプルがゆえにごまかしが利かない「そのまんま」ですが、一口パクリと頂けばこれがもう極上の美味しさ!!表面は追い油の効果もあってしっかりカリッと仕上がっており、中はまさに“ふわトロ”。最近の「外カリ中トロ」のたこ焼きでは中がトロトロの液状になったようなものもありますが、「たこ寿」のたこ焼きは流れない程度にはしっかりと焼き上げられており、たこ焼きとして最高にちょうど良い「ミディアムレア」に仕上がっています。大きさもしっかりあるので食べ応えも抜群。タコも大きすぎず小さすぎないちょうど良い大きさで、たっぷり入った天かすもいいアクセントになっていました。

そしてなんと言っても特筆すべきが生地の味わい。「スガキヤのスープにこの味いる!」と感じる風味がありました。もちろんスガキヤのスープがそのまま入っている訳ではないので、おなじみの”和風とんこつ味”とは別の味わい。それでも、いわば”和風とんこつ”の”和風”部分に通じる美味しさを感じることができました。

長年”和風とんこつ”で培ってきたスガキヤならではの美味しいたこ焼き。これを「そのまんま=素焼き」で提供するというところにもスガキヤの自信が現れています。

スガキヤオリジナルの「甘辛どろしょうゆ」は、ヤミツキ間違いナシ!

「甘辛どろしょうゆ」 1舟8個入り 税込500円

素焼きの「そのまんま」味を楽しんだ後は、スガキヤ一推しの「甘辛どろしょうゆ」味を実食。他にはあまり見たことがないテイストですが、結論から言いますと「たこ焼きはどろしょうゆに限る」とドハマリ一直線の味わいでした。

どろしょうゆ味のベースになっているのは、おそらくたまり醤油のような濃厚な醤油。焼き鳥のタレや照り焼きのタレに近いような味わいですが、それよりも甘味が少なめで辛みがしっかりと感じられます。旨味と辛味と甘味のバランスが超ハイレベルでまとまっている、今までに味わったとことが無い激ウマ味です。

その美味しさをさらに引き立てているのがマヨネーズと一味唐辛子。マヨネーズのまろやかな味わいで味をまとめつつも、一味唐辛子がピリッと味を引き締める。どろしょうゆ・マヨネーズ・一味唐辛子の三位一体になった味わいは、素焼きのたこ焼きとは別ベクトルに振り切った極上の美味しさでした。

ぶっちゃけて言うと「お酒が欲しくなるたこ焼き」ですね(笑) ビールも良いですが、ハイボールやレモンサワーと合わせたくなりました!正直この「甘辛どろしょうゆ」味を知ってしまったら、ソース味に戻れなくなるかもしれない、そんな気持ちにすらさせる絶品たこ焼きでした。

ボリューム感満点! ガッツリ派にオススメの「明太マヨチーズ」

「明太マヨチーズ」 1舟8個入り 税込630円

そして最後に実食したのが「明太マヨチーズ」。アレンジたこ焼きの中でも一番パンチが効いてそうなものを選んでみました。

こうしたアレンジたこ焼きはソース+トッピングというパターンも多いのですが、「たこ寿」のたこ焼きは素焼きの上に明太マヨソースとチーズがドーンと載ったもの。ちなみに刻み海苔は袋入りのものをもらって後からかけるスタイルでしたが、すごく見覚えのあるパッケージでした(笑)

肝心の味わいはというと「めっちゃボリューミー!」。たっぷりのチーズが載っているおかげで食べ応えがスゴく、スガキヤだしの効いたたこ焼きの旨味にチーズの濃厚な旨味が加わることでドスンと来る美味しさとなっていました。

とはいっても重苦しい味という訳ではなく、また一つ、また一つと手が伸びてしまう美味しさ。マヨに入った明太子がしっかりとした辛さで味を引き締めており、後を引く味わいとなっていました。これもまた他の2つとは別ベクトルですがめちゃめちゃ美味しいたこ焼き。「早い時間にお腹が空いちゃったときに食べたくなる味」といった印象でした。

結論:2時間並んででも食べて正解でした!!

スガキヤ初のたこ焼き専門店「たこ寿」。オープン初日と言うこともあり2時間待ち超えの大行列となっていましたが、待っただけの甲斐のある美味しさでした!

テレビ局もこぞって取材に訪れていたこともありしばらくは行列が伸びてしまうかもしれませんが、せっかく足を運んだのなら待ってでも食べていくのが正解と思える美味しさ。従来の名古屋たこ焼きの良さを取り入れつつも、スガキヤらしさがしっかり折り込まれた満足感150%の絶品たこ焼きでした。早く名古屋にも出来てほしいですね……!

ちなみに併設の「スガキヤそよら鈴鹿白子店」には、たこ寿とのコラボメニューとして「コーラフロート」「メロンソーダフロート」の2つが登場。スガキヤでは実は超レアなドリンクメニューも楽しめます。

せっかくなので早速頼んでみましたが……なんか思ったよりデカいんですけど???

メロンソーダの甘く優しい味わいに、スガキヤのいつものアイスクリームの味がぴったり。喫茶店なら600~700円ぐらいはあたりまえのメロンソーダフロートも、スガキヤ価格のお値段290円というから本当に驚きです。どう考えても安すぎます。

最後の〆まで驚きがいっぱいだった「たこ寿」&「スガキヤそよら鈴鹿白子店」。鈴鹿方面におでかけの際にはぜひ立ち寄ってみてください(ちょうどF1日本グランプリもありますね!)。

「たこ寿」「スガキヤそよら鈴鹿白子店」に行くには

近鉄名古屋線白子駅から徒歩3分程度。白子駅西出口を出てすぐの信号を右折すると、目印となるAEONの看板がすぐに見えます。

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この記事を書いた人
ナゴヤトコトン編集長

ナゴヤトコトンの発起人兼編集長。名古屋を毎日面白がっているうちに「こうなったらトコトン面白がってやろう!」とノリと勢いだけでWebマガジン「ナゴヤトコトン」を立ち上げた模様。
名古屋と名古屋めしが何よりの栄養源。好きな金鯱は名古屋城の金鯱。

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