
名古屋市の発表によると、名古屋市東区葵一丁目の建物工事現場において、2026年3月12日に不発弾が発見されたとのこと。不発弾らしきものを発見た工事作業員が警察に通報し、陸上自衛隊の不発弾処理隊により、不発弾と確認されました。
今回の不発弾が発見された現場は2024年10月に不発弾が発見された現場に近接しており、撤去作業が行われる際には地下鉄の大規模運休をはじめとした大幅な交通規制が行われる可能性があります。この記事では、今回発見された不発弾の状況と、2024年の事例に基づいた撤去作業時の交通への影響予想についてお届けします。
不発弾の発見場所は名古屋市東区葵一丁目の「カトリック布池教会」付近
名古屋市の報道発表資料によると、2026年3月12日に不発弾が発見されたのは名古屋市東区葵1丁目の建物工事現場とのこと。建物基礎工事中に工事作業員が不発弾らしきものを発見し、警察への通報が行われました。
今回不発弾が発見されたのは、名古屋市内で最も大きい聖堂を有し、愛知、岐阜、石川、福井、富山の中心となる「カトリック布池教会」に隣接する場所。「カトリック布池教会」では、2024年10月に教会敷地内で行われていた工事の関係者により不発弾が発見されており、2025年12月15日に撤去作業が行われています。

名古屋市によると、今回発見された不発弾は、カトリック布池教会敷地内で発見されたものと同種となる「米国製250キログラム普通爆弾」とのこと。信管は保護されており、強い衝撃等が加えられなければ爆発の危険性はありません。現在は発見場所を立入禁止とし、現場保存が実施されています。
撤去作業時には交通への大規模な影響が生じる可能性が濃厚地下鉄東山線・桜通線が運休となる可能性も大
今回発見された不発弾についても、近い時期に撤去作業が行われるものと思われます。2024年12月に行われたカトリック布池教会敷地内での不発弾撤去作業時には、地下鉄東山線・桜通線の運休や桜通・錦通の交通規制をはじめとした交通への大規模な影響が生じました。今回不発弾が発見された場所もカトリック布池教会に隣接するブロック内であり、発見された不発弾の種類も同じであることから、今回の不発弾撤去作業時にも交通への大規模な影響が生じる可能性が非常に高いと考えられます。
桜通・錦通を含むエリアが警戒区域になる可能性が濃厚国道19号にも影響が及ぶ可能性も

名古屋市役所公式Xの投稿内容より引用( https://x.com/HigashikuNagoya/status/1866275585582109043 )
2024年12月15日に行われた不発弾撤去作業の際には、桜通・錦通を含む近隣一帯(名古屋市中区葵一・二丁目、名古屋市東区葵一・二丁目、筒井一・二丁目、代官町)が警戒区域となり、立ち入り禁止や通行止めとなりました。
今回不発弾が発見された場所は、カトリック布池教会から南へ約30~50m、西へ約70~90m程度離れた場所となります。警戒区域は不発弾撤去作業場所からの距離に基づいて決定されることから、今回の撤去作業時の警戒区域・車両進入規制区域についても、同様にスライドするものと考えられます。
これらを総合すると、今回発見された不発弾の撤去作業が行われる際にも、桜通・錦通は警戒区域内となり、交通規制が行われる可能性が非常に高いと考えられます。また、前回の警戒区域では最も西側となった場所が国道19号線から60mしか離れていないことから、不発弾発見場所の具体的な位置によっては、国道19号線にも警戒区域がかかり、交通規制の対象となる可能性があるものと考えられます。警戒区域となった場合には避難対象となりますので、今後の情報にも十分ご注意ください。
地下鉄東山線・桜通線は一部区間で運休となる可能性が濃厚

2024年12月15日の不発弾撤去作業時の際には、警戒区域が設定された影響により、名古屋市営地下鉄の東山線・栄駅~池下駅間と桜通線・太閤通駅~今池駅間の2つの区間において、朝9時30分より撤去作業が完了した12時過ぎまで区間運休が行われました。立ち入り禁止対象区域にかかるのは東山線・新栄町駅~千種駅間と桜通線・高岳駅~車道駅間ですが、地下鉄の折り返し設備の関係により広い区間での運転休止が行われました。
今回発見された不発弾についても、桜通・錦通が警戒区域となることは避けられない見通しであることから、今回の不発弾撤去作業でも、前回と同じように名古屋市営地下鉄の東山線・栄駅~池下駅間と桜通線・太閤通駅~今池駅間での区間運休が行われる可能性が非常に高いと考えられます。今後の発表に十分な注意が必要です。
なお、今回の不発弾発見場所は前回よりも西側になることから、区域の東側にあるJR中央線への影響はないものと考えらます。また、名鉄瀬戸線からも十分な距離が離れており、影響はない見込みです。
また、同エリアを走る市バスについても前回と同様の影響があるものと考えられます。仮に国道19号線にも交通規制が及んだ場合には、市バスへの影響が前回よりも大きくなる可能性がありますので、今後の発表に十分ご注意ください。
名古屋市公式の発表で最新情報の確認を
この記事では、2026年3月12日に名古屋市東区で発見された不発弾に関する情報と、撤去作業時に想定される交通への影響の可能性についてまとめてお届けしました。
今回発見された不発弾の撤去作業にあたっては、2024年12月15日の不発弾撤去作業時と同規模以上で交通への大きな影響が及ぶ可能性が非常に高いと考えられます。撤去日時や具体的な影響などについては、名古屋市の公式Webサイトおよび公式防災Xアカウントなどで情報発信が行われます。今後の情報にも十分ご注意ください。
この記事は、名古屋市公式Webサイトにて発表された「東区における不発弾に関する情報」と2024年12月15日に行われた不発弾撤去作業時の各種資料の内容に基づき、ナゴヤトコトンが独自にまとめて作成いたしました。
本記事の内容につきましては、ナゴヤトコトンの独自見解を含んでいます。具体的な情報については今後名古屋市などから発表される公式情報にてご確認下さい。



